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2013年09月20日
全国ヤングDMカンファレンスが10月につくばで開催
- キーワード
- 1型糖尿病
ヤングDMカンファレンスは、公益社団法人日本糖尿病協会が主催する、高校生(15歳)以上の糖尿病患者を対象とした行事だ。インスリン治療を行っている患者と医療従事者が集まり、最新の糖尿病治療の情報収集し、自身の生活をめぐる意見交換などを行う。全国各地の患者にとって、糖尿病の療養や社会生活について語り合う貴重な機会となる。
「茨城県DMヤングの会」(葵ヤングの会)は、5月26日につくばサイエンスインフォメーションセンターで、10月に開催されるカンファレンスの予行演習として「第1回勉強会」を開催した。糖尿病を30歳未満で発症した15歳以上の県内の糖尿病患者や家族、医療スタッフなど約70人が参加した。
葵ヤングの会は3月31日に発足した若い会だ。「患者同士で話し合うことで、糖尿病に対する理解を深め、よりよい療養生活を実現することを目的としています」と、同会代表の寺方孝守さんは話す。
勉強会では、血糖コントロールのコツを知りたいというグループと、就職・進学に対して話し合うグループ、妊娠・出産・恋愛などを話し合うグループなどに別れ、自由な意見交換が行われた。

勉強会では、「もっと知ろう20歳未満発症の糖尿病」と題し、川井クリニック(つくば市)の理事長である川井紘一先生が講演した。「1型糖尿病と2型糖尿病の原因は異なりますが、高血糖の状態が慢性化すると、糖尿病合併症が引き起こされることに変わりはありません。小児・思春期に糖尿病を発症するとことは、大人よりも長いその後の人生を血糖コントロールとともに歩むということです。心理的・社会的な影響は大人よりも大きい比重を占めます」と、川井先生は話す。
「ヤングの会の集まりでは、医療スタッフからアドバイスももらえます。会員同士で悩みを共有しながら活動することが病気の改善につながります。話し合いでだけで解決できることは多くはないかもしれませんが、一人で考えて分からなかったこと、不安に感じていることを多くの人が共有していることが分かり、解決へ向けた糸口がつかめます。10月につくばで開催されるヤングDMカンファレンスにも、多くの方に参加して欲しい」と、寺方さんは強調する。
日本糖尿病協会が主催、インスリンケアサポート委員会が主管する高校生(15歳)以上の方を対象とした行事です。全国インスリン治療中の糖尿病患者さんと医療従事者が集まり、最新の糖尿病治療の情報収集、自身の生活をめぐる意見交換などを行い、仲間作りをする場です。
全国各地の同じインスリン治療をしている方と、語り合える非常に貴重な機会ですので、ぜひ多くの皆様のご参加いただければと思います
茨城県つくば市吾妻1-10-1地図
東京駅八重洲南口高速バス5番乗り場より毎時20分(または30分)間隔で運行中 「筑波大学行き」つくばセンター下車
〜1型糖尿病女性318名の調査から見えてきた事〜」
特別講演(2)「1型糖尿病とうまく付き合う」
特別講演(3)「私が患者さんに伝えたいこと、患者さんから学んだことの講演
〜ナラティブアプローチとアプローチ〜」
講演(1)「出産経験談と糖尿病を持つパートナーとの結婚」
講演(2)「宇宙開発の今と未来」
講演(3)「合併症を否定しない生き方」
講演(4)「震災のその時に」
講演(5)「小児科から内科へ」
講演(6)「口腔衛生の話」
講演(7)「眼科受診の重要性」
パネルディスカッション「DMと就職」 他
グループディスカッション「合併症を否定しないで共に生きる生き方…」 他
分会(1)「血糖コントロールと大人の合併症(男性)」
分会(2)「夫妻で語る」
分会(3)「家族(子供への説明)」
分会(4)「持ち物自慢(測定器・ペン・ポンプ)」
分会(5)「運動とコントロール」
分会(6)「これからのカンファレンス」
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