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2013年01月30日
インスリン注射針に先端技術 穿刺時の痛みを軽減
インスリン療法をはじめるときに、「注射が痛そうで、恐い」というイメージをもつ患者が少なくない。最新のテクノロジーを使い、痛みを大幅に軽減した新しい注射針が発売された。
穿刺抵抗が少ないインスリン注入器用注射針
日本ベクトン・ディッキンソン(日本BD)は、糖尿病治療用ペン型インスリン注入器用注射針「BDマイクロファインプラス32G×4mm」を発売した。
日本BD独自の「ペンタポイント技術」を導入し、4mm針の針先のカット面を3面から5面に増やしたペン型インスリン注入器注射針。カット面を増やすことで、従来の針に比べ穿刺抵抗を23%減少させ、穿刺時の痛みのさらなる軽減につなげた。
1月25日には、永寿総合病院 糖尿病臨床研究センター長の渥美義仁先生が、「糖尿病、インスリン治療 進化するデバイス(注射針)」と題した講演を行った。
BD マイクロファインプラス 32G×4mm
日本ベクトン・ディッキンソン
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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