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2012年11月28日
医療費の負担感は深刻 患者・医師の意識調査
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インスリン治療を行っている患者のうち、1型糖尿病患者の95%、2型糖尿病患者の84%は、医療費が高いことを負担に感じている。しかし、そのことを医師に相談したことのある患者は少ない――こんな糖尿病の医療費をめぐる現状が日本イーライリリーが糖尿病患者と医師を対象とした「糖尿病治療費に関する意識調査」であきらかになった。
調査では、医師の8割は、インスリン製剤によって価格が異なることを認知しており、患者から要望があれば「より安価なインスリンを処方したい」と考えていることも示された。
調査では、医師の8割は、インスリン製剤によって価格が異なることを認知しており、患者から要望があれば「より安価なインスリンを処方したい」と考えていることも示された。
ほとんどの患者にとって医療費の負担感は深刻
日本イーライリリーが糖尿病患者と医師を対象とした「糖尿病治療費に関する意識調査」では、次のことがあきらかになった。
Q.現在、糖尿病治療のために、平均で、月間いくらぐらいご自身で負担をしていますか?

インスリン治療を行っている糖尿病患者の毎月の医療費(自己負担額)は、1型糖尿病患者は1万円以上1万5,000円以下(38%)、2型糖尿病患者は1万円以上1万5,000円以下(34%)がもっとも多かった。
Q. 現在の糖尿病治療の負担額をどのように感じますか?
1型糖尿病患者 (n=100) ![]() |
2型糖尿病患者 (インスリンを使用している患者、n=100) ![]() |
調査により、インスリン治療を行っている1型糖尿病患者の95%、2型糖尿病患者の84%は、糖尿病の医療費を負担に感じていることがあきらかになった。
また、患者の多くは薬価(医療用医薬品の公定価格)の違いを認知していないが、「より安価なインスリンがあれば、利用してみたい」と意識調査に回答している。
患者の要望があれば「より安価なインスリンを処方したい」
医師の85%は、同種のインスリン製剤(例:超速効型インスリンなど)でも、製剤によって価格が異なることを認知しており、さらに78.5%は、患者から要望があれば「より安価なインスリンを処方したい」と回答した。
Q. 同種のインスリン製剤(例:超速効型インスリンなど)でも、製剤によって価格が異なることをご存知ですか?
インスリンを処方している医師(n=200)

Q. どのような条件がそろえば、より安価なインスリンを処方したいと思いますか?
インスリンを処方している医師(複数回答、n=200)

糖尿病は毎日の自己管理が治療の中心となる疾患だ。医療のめざましい進歩とあいまって、治療期間は今後も延びていくと予想される。糖尿病患者にとって、医療費の問題はとりわけ気になる関心事だ。「効き方が同じであれば、より安価なインスリン製剤を使いたい。より詳しい情報を医師に教えてほしい」という願いは、1型・2型という病型に限らず、どの患者にも共通している。
この調査は、2012年8月に日本イーライリリーが糖尿病患者400人(1型患者 100人、2型患者 300人)、医師200人を対象にインターネットで実施した。
詳しくは下記サイトをご覧ください――
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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