ニュース
2012年04月27日
災害への備えと災害時の対応「何を、どれだけ、どこに備えればいいのか」
- キーワード
- 医薬品/インスリン
毎年、全国各地で台風による風水害や、地震などの自然災害が発生しています。災害時には、平時には安定していた糖尿病が豹変し、糖尿病患者の生命を脅かすことがあります。阪神・淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災の経験から得られた糖尿病に関する災害への備えや災害時の対応をいかしましょう。
【何を、どれだけ、どこに備えればいいのか? 改めてチェック!】
(1)糖尿病の医薬品
経口血糖降下薬、インスリン、注射関連器具一式(針、アルコール綿など)、血糖測定器用センサーなどを備蓄し、2週間分以上のゆとりをもつと安心です。災害時には、古い順番に使用することが必要です。
(2)お薬手帳・糖尿病連携手帳
「お薬手帳」や「糖尿病連携手帳」を携行・保管常備すると、投薬内容を把握でき、災害時に調剤を受けやすくなります。
糖尿病連携手帳

(3)患者別災害時対応マニュアル
患者別災害時対応マニュアルがあれば準備しておきましょう。定期的に訓練を行うと、いざというときに役立ちます。
(4)避難袋
避難袋を準備し(1)〜(4)を入れ常備しておきましょう。その他に緊急連絡先メモ、ブドウ糖なども入れておきました。懐中電灯があると暗闇でのインスリン注射に役立ちます。老眼鏡の予備なども忘れずに。
(5)どう備えるか 避難所での生活
避難所では、エネルギーバランスを考えた支援食糧を摂取し、十分な水分摂取や、深部静脈血栓症予防のための運動を行いましょう。
災害に備えについて、下記ページで詳しい情報をまとめて公開しています。
- 災害時の備えに関するアンケート調査結果
- 災害関連情報
- 東日本大震災 避難生活における注意点
- インスリン製剤・インスリンポンプで困ったとき
- 阪神・淡路、中越大地震での教訓
- 災害時の食事
- 避難所での「健康運動」
- 非常用持ち出し袋の準備
- 医療機関でのマニュアル作成
- 糖尿病患者さんのための「災害手帳」
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
医薬品/インスリンの関連記事
- 世界初の週1回投与の持効型溶解インスリン製剤 注射回数を減らし糖尿病患者の負担を軽減
- インスリン注射の「飲み薬化」を目指すプロジェクトが進行中!ファルストマと慶応大学の共同研究による挑戦[PR]
- 水を飲むと糖尿病や肥満が改善 水を飲む習慣は健康的 高カロリーの飲みものを水に置き換え
- 【1型糖尿病の最新情報】幹細胞由来の膵島細胞を移植する治療法の開発 危険な低血糖を防ぐ新しい方法も
- 糖尿病の治療薬であるGLP-1受容体作動薬が腎臓病のリスクを大幅に低下 認知症も減少
- JADEC(日本糖尿病協会)の活動 「さかえ」がWebページで閲覧できるなど「最新のお知らせ」からご紹介
- 【世界糖尿病デー】インスリン治療を続けて50年以上 受賞者を発表 丸の内では啓発イベントも
- 【インフルエンザ流行に備えて】糖尿病の人は予防のために「ワクチン接種」を受けることを推奨
- 糖尿病治療薬のメトホルミンが新型コロナの後遺症リスクを軽減 発症や死亡のリスクが21%減少
- 【1型糖尿病の最新情報】iPS細胞から作った膵島細胞を移植 日本でも治験を開始 海外には成功例も