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美味しくて、血糖値に悪影響を及ぼさない甘味料が求められている[糖尿病ネットワーク調査]
2011年06月07日

糖尿病ネットワーク調査

 糖尿病ネットワークでは「糖尿病の食事療法と甘味料の使用について」、メルマガ会員を対象に2011年3月、アンケート調査を実施。糖尿病患者さん312名、医療スタッフ116名が回答した。甘味料がどのような意識のもと、食事療法に利用されているかを調査したのは今回初めて。

 糖尿病の食事療法では、砂糖の代わりに使用する「甘味料(エネルギーや機能などを調整したもの)」が以前から活用されており、大変ポピュラーな存在だ。近年では、低カロリーやカロリーゼロ製品をはじめ、食後高血糖を抑える働きのある機能性甘味料など、活用できる製品の幅も広がり、食事療法での "甘味"の役割も変化しているようだ。

砂糖摂取はエネルギーより血糖値を気にしている
 糖尿病患者さんが食生活の中で「砂糖」を使用することについて、47%の医療スタッフは、「指示エネルギーの範囲内で摂るのであればよい」と答え、「なるべく控えたほうがよい」(44%)、「止めたほうがよい」(2%)との制限派と二分する形だった。

砂糖を制限したほうがよい理由のトップは、「血糖値を上げるから」(医療スタッフ81%、患者さん69%)で、「カロリーが高い」や「太る」といった理由は2割程度と、エネルギーそのものより血糖値を気にしているようだ。

糖尿病患者さんの76%が甘味料の使用経験
 「甘味料」については、96%の医療スタッフが認知しており、回答された患者さんの76%に使用経験があった。甘味料の種類では、低カロリー甘味料(医療スタッフ91%・患者さん46%)、ノンカロリー甘味料(76%・62%)、機能性甘味料(59%・14%)という認知率。血糖値を気にしていると意識があるものの、砂糖の代替品としての「甘味料」を実際に選ぶ時は、カロリーカット製品が多いことがわかった。

 医療スタッフは、食事指導で54%が甘味料を「紹介している」と答え、「甘いものがやめられない患者さん」(78%)に勧めたいとのこと。甘味料を使用したい目的で多かったのは「血糖コントロール改善のため」(66%)、「食事療法へのモチベーションを上げるため」(47%)。血糖への悪影響とならないことが大切であり、食事療法へのモチベーションアップに活用できればという意識が高いようだ。

 なお、甘味料の味について、医療スタッフの78%、患者さんの52%が、砂糖と比べて味の違いを「感じる」と回答。自由記述でも、"美味しい、自然の甘味のある甘味料なら使ってみたい"、"甘味料は砂糖より甘く感じるが味に深みが出ない。調理には少しだけ砂糖を入れている"といった意見もみられた。

甘味料を使用した理由(糖尿病患者さん n=192)

[ mhlab ]

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