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2010年01月19日
糖尿病の脅威は途上国にも拡大 国際糖尿病連合
- キーワード
- 1型糖尿病
国際糖尿病連合(IDF)の最新の発表によると、世界の糖尿病有病数は2億8500万人で、そのうち5人に4人は途上国に集中している。
糖尿病の急増は、これまで米国や欧州、日本などの先進国で深刻化しているとみられていたが、現在では低・中所得の途上国でも拡大している。IDFは、糖尿病の経済的な負担は世界全体で2010年に3760億米ドル(約34兆円)に達し、さらに数千億ドルの負担が生じると予想してい
糖尿病-私たちはともにいる
IDFが公開しているビデオ(YouTube)
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「糖尿病の治療や医療技術は進歩しており、糖尿病とともに生きる患者は病気を管理することができる。しかし所得の低い途上国の数百人の患者にとっては、そうした治療や医療技術を受けるのは困難だ」とIDF理事長のJean Claude Mbanya・ヤウンデ大学(カメルーン)教授は話す。「一家は家計の担い手を失い、親は子供を失い、子供は母親を失う。このような悲劇的な生命の喪失は、多くが予防できるものIDFが公開しているビデオ(YouTube)
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国際糖尿病支援基金
糖尿病アジアネットワーク
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[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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