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2008年10月20日
栄養成分表示をもっと分かりやすく [加工食品と外食]
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- 食事療法

加工食品の包装などには「栄養成分表示」という
日本の栄養成分表示の例 (チーズビスケット) ![]()
米国の栄養表示の例 |
海外では、比較的早くから食品の栄養成分表示が行われている。例えば米国では、食事の実用的なガイドラインとして「米国人のための食生活指針(Dietary Guidelines for Americans)」が、保健福祉省(HHS)と農務省(USDA)の共同で1980年に提唱された。
これに基づき米国では食品にラベル形式で
2005年の「国民健康・栄養調査」で、食習慣を改善するために何が必要と思うかを聞いた質問で、「市販食品や外食メニューの栄養成分表示」を挙げた人の割合は男性の62%、女性71%と高かった。「食品メーカーからの情報提供」を挙げた人も多く、男性の60%、女性の68%に上った。
外食料理、市販の惣菜や弁当に、エネルギーや栄養の表示を求める声も多い。沖縄県は2003年に、外食や弁当などの栄養成分表示や健康メニューの利用意向についてのアンケートを、県内の約3000人に実施した。外食や弁当に栄養成分表示があった場合に「参考にする」と回答した人は44%だった。女性で特に関心が高く、50歳代が75%、60歳代で57%に上った。
国民の健康増進指針を盛り込んだ「健康日本21」の中でも、外食の栄養成分表示店の普及促進を目指している。要望の多いのはエネルギー量と、脂肪や食塩など栄養素の
外食の栄養成分表示は全国でも県、市町村レベルの取り組みが進んでいる。
表示に協力する店舗にもメリットがある。東京都は2002年に「栄養成分表示協議会」を設置し、外食栄養
やはり外食の利用が多く「食いだおれ」のまちとして知られる大阪府は、1989年に「外食栄養管理推進事業」を、全国に先駆けて始めた。96年には行政と外食団体が連携した官民一体の「大阪ヘルシー外食推進協議会」を設置し、成分表示やヘルシーメニューづくりの指導を行うなど「食の健康づくり」を実施してい
関連情報
英国で食品に分かりやすい栄養表示ラベル
「カロリーゼロ」の表示は本当? 健康食品の表示
資料
栄養表示基準に基づく栄養成分
栄養・食生活について(東京都)
米国人のための食生活指針(米国保健福祉省、英語)
栄養成分ラベルの見方(米国食品医薬品局、英語)
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