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2008年01月10日
気になる発芽野菜「スプラウト」
- キーワード
- 食事療法

スーパーなどで「スプラウト」と呼ばれる野菜をよく見かけるようになった。スプラウトはどんな野菜だろう。
スプラウトは、野菜や豆類の発芽の総称。日本でよく食べられている発芽野菜は、ブロッコリー、マスタード、クレス、芽キャベツなど。かいわれ大根は大根の、モヤシは大豆の新芽で、スプラウトに含まれる。
野菜のサプリメント
野菜は低エネルギーで、ビタミンやミネラルが豊富に含まれる。スプラウトは特にビタミンCやカロテン、カルシウム、マグネシウム、鉄などが多いうえ、野菜では珍しく植物性タンパク質を多く含む。食物繊維も豊富だ。そのため「野菜のサプリメント」とも呼ばれることもある。土の中の種から芽が伸び新芽(スプラウト)になる過程で活性酸素が多く発生する。活性酸素を消去するために、スプラウトにはビタミンCなどの抗酸化物質が多く発生する。かいわれ大根と成熟した野菜(レタス)と比べると、ビタミンCは10倍、カロテンは8倍多く含まれる。
栄養成分(100gあたり)
五訂日本食品標準成分表より
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活性酸素は動脈硬化を促進し、心筋梗塞や脳梗塞の原因になる。抗酸化物質を含む食品をとることが予防につながると考えられている
スプラウトは加熱調理が不要でそのまま食べられる。料理のかさを増やし、満足感を得やすくなるメリットもあるので、ぜひ活用したい。
気になる情報
ブロッコリーなどのスプラウトをよく食べる人ではがんの発症が減るという研究が米国で発表されている。ビタミンC、カロテン、ビタミンEには、発がんを防ぐはたらきもある。米国がん学会は、野菜と果物を毎日5サービング(食事の提供量、1サービングはおよそ1皿)を食べることを推奨している。
関連情報
食物繊維が多く脂肪少なめの食事で糖尿病対策
雑穀を見直そう アワやヒエは健康食
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[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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