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2007年07月25日
トマトはリコピンなど抗酸化ビタミンが豊富
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- 食事療法
トマトは夏野菜を代表する食品。生で食べても加熱して調理してもおいしい。低エネルギーであるだけでなく、からだに良い効果も期待できる。
うま味成分のグルタミン酸
リコピンは脂溶性なので、油とともに摂取すると吸収性が高まる。地中海諸国では、トマトをオリーブオイルとともに調理する料理が多い。オリーブオイルには、不飽和脂肪酸であるオレイン酸が多く含まれる。
トマトの赤い色素はリコピン
野菜などに含まれる赤や黄色の色素を総称してカロテノイド(色素)といい、β-カロテン、リコピンもそれに含まれる。カロテノイドは体内でビタミンAに変えられる。トマトの赤い色はリコピンによるもので、赤色の濃いトマトほどリコピンは多く含まれる。体内で抗酸化ビタミンとして働くので、虚血性心疾患やがんなどの生活習慣病の予防や、動脈硬化のトマトキッチンスタジオのおすすめレシピ(カゴメ(株))
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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