私にとって食事というものは、
食べることのみがその目的だったのだが、
実際は自ら作ってこそ、
その食事の意義が分かる等言う事が分かりました。
いままでは私が台所に立つ時は、
脂っこい肉をジュージュー焼くだけと相場が決まっており
バランスや適量など考えるはずも無く
「ドーン」と出しては「バクバク」食っては終わりという
到底健康的とは言えないメニューで
料理をした気になっていただけでした。
しかし、糖尿病患者にとって食事とは生命線であり、
これ以上悪化させず、合併症を併発させないためには
高カロリーメニューばかりの生活は避けなければなりません。
そこで、やはりおすすめなのは、
自ら料理を作り食する、これにつきると思います。
これにより食への意識が高まり、
どの食材が高カロリーかを把握する事が出来ますし、
調理方法により低カロリーに仕上げる事も出来ます。
そして、なにより実感したのは料理が楽しいってことです、
今では料理サイトで見つけたレシピを試しては
あれやこれやと、自分なりのアレンジを加えたり、食材を工夫してみたり
いっぱしの料理人気取りで楽しんでおります。
そしてもう一つ糖尿病患者の私に取ってよい事は
少しずつ調味料を減らしていく事で、薄味に馴れて来た事ですね。
そうする事によって、主食のご飯が少なくてもおかずだけでいけますし
塩分の少ない食事は、他の生活習慣病の予防にも繋がります。
これが外食だとなかなかそうはいきませんね。
糖尿病に関わらず、すべての人にお勧めしたいのです、
Let`s cooking
編集部より:
このコーナーは、2型糖尿病患者であるgonzuiさんが、ご自身の体験をもとに糖尿病の体験記をマンガで表現し、同じ2型患者さんと悩みを共有し、ご理解いただければ、という目的で制作したコンテンツです。
よって、本内容については、個人の体験をもとにしているため、全ての2型糖尿病患者さんにあてはまらない内容も含んでおります。また、1型糖尿病患者さんを想定したものではありません。
患者さんの体験や感情をストレートに表現した内容には、誤解を生む表現や不愉快と感じる表現もあるかと存じますが、あらかじめご了解の上、ご覧ください。