お米は日本人にとって主食であり
なくてはならない存在で、嫌いな人などいるわけもなく
(実際はいるかも知れませんが、いないと信じたい)
例にもれず私自身も大好きな食材なのです。
まぁ、私が変わっている部分としましては
熱々のご飯よりは、冷え冷えでしっとりとした
いわゆる「冷ご飯」が好きなことくらいで、
少量のおかずでもご飯を大量に食らえばなんとでもなる、
というのがこれまでの信条でした。
しかし「糖尿病」いう病を抱えた現在は
この信条を捨てなければなりません。
もちろん体重を減らすためのダイエットの一環というのもありますが、
米の主成分である「炭水化物」のコントロールが必要になってきたからです。
この「炭水化物」は結局のところ「糖質」であり
「糖尿病」にとって、最も重要視しなければならない存在なのです。
これまでのように毎食ご飯のおかわりや
どんぶり飯といった、ご飯さえあれば大丈夫なんてわけにはいかなくなり、
米の量も減らすことになりました。
しかし、やはりご飯党の私としては物足りず
見かねた奥さんが見つけてくれました
「マンナンヒカリ」
こんにゃくでできたこの擬似米は
ご飯と一緒に炊くと、見た目も味も一切変わらず
糖尿病前と同じ量でもカロリー糖質とも
30%もカットしてくれる優れものであります。
治療と共にダイエットもしている私にとってはまさに救世主。
おかわりとまでとは行きませんが、
そこそこ満足な量をいただくことが出来ます。
それによって、治療を始めた頃よりは
腹の減る時間が少なくなってとてもありがたい存在。
惜しむらくはこれが外食などでもあればと思うのですが、
やはりそれは無理な注文、後ろ髪を惹かれつつ
しっかり半分以上ご飯を残すことにしております。
編集部より:
このコーナーは、2型糖尿病患者であるgonzuiさんが、ご自身の体験をもとに糖尿病の体験記をマンガで表現し、同じ2型患者さんと悩みを共有し、ご理解いただければ、という目的で制作したコンテンツです。
よって、本内容については、個人の体験をもとにしているため、全ての2型糖尿病患者さんにあてはまらない内容も含んでおります。また、1型糖尿病患者さんを想定したものではありません。
患者さんの体験や感情をストレートに表現した内容には、誤解を生む表現や不愉快と感じる表現もあるかと存じますが、あらかじめご了解の上、ご覧ください。