体を動かすことは、
糖尿病患者にとって食事療法と双璧をなす治療法の一つです。
ダイエットも目的ですが、運動によって足りないインスリンの
手助けすることができるのです、ずばり血糖を下げてくれるのですね。
しかし、仕事柄デスクワークばかりで、
しかも一旦仕事場に入ってしまうと
数日間はこもりっきりになってしまうので、
なかなか運動をすることが難しくなります。
それでも買い物がてら歩くようにし、
10階まである職場のマンションの階段を
利用するように心がけています、
いやいや、この10階までの距離が結構きつくてね。
上がり切る頃には息も絶え絶えと言った状態です。
侮れません階段登り!!
家にいる場合は大抵夕食後のウォーキングです。
数年前のウォーキングダイエットの際に3ヶ月で14キロの減量を
成功させたことがある私ですが、結局リバウンドの末、
中年というハンデを背負った今では30分歩くだけにも関わらず、
疲れきって帰ってくるのがやっとの有様です。
でもまぁ病気のおかげといえば変かもしれませんが、
こうやってまた運動を再開し、汗をかくことができるようになったのは
間違いなくこの病気のおかげなのですね。
そして少しずつ減量して思ったのは、少しずつ体調不良も改善され
快調な日々を送れているというのは「生活を改めよ」という
体からの警告なのでしょう。
ほんとはもっと前に改めていなきゃいけなかったのですが、
こうやって、病気が発症してしまった以上はしょうがありません。
これ以上の悪化を阻止すべく「糖と決闘」することを決意したのです。
編集部より:
このコーナーは、2型糖尿病患者であるgonzuiさんが、ご自身の体験をもとに糖尿病の体験記をマンガで表現し、同じ2型患者さんと悩みを共有し、ご理解いただければ、という目的で制作したコンテンツです。
よって、本内容については、個人の体験をもとにしているため、全ての2型糖尿病患者さんにあてはまらない内容も含んでおります。また、1型糖尿病患者さんを想定したものではありません。
患者さんの体験や感情をストレートに表現した内容には、誤解を生む表現や不愉快と感じる表現もあるかと存じますが、あらかじめご了解の上、ご覧ください。