さて、前回重大事発生との締めでしたが、
今回はそのお話をしたいと思います。
ずいぶんと前から左目がかすむようになり、
多少気にしてはいたものの、数時間も経てば
かすみも取れていたので、多分運動不足と仕事での
眼疲労のせいだと思っておりました。
当然ながら私は糖尿病を患っており、日々の体調の変化には
人一倍気を配らねばなりませんが、このサイトの更新すらも
おぼつかなくなる程忙しい日々に振り回されており
前回の眼科受診からちょうど一年が過ぎた頃に
このような症状が出てきたのです。
忙しさも山を越え、ほっとした日々を過ごしていたのですが、
悩まされていた目のかすみもたまに出現するくらいで
「眼の検査もしなきゃな〜」などとのんきに構えていた正月明け、
ある異変に気がつきました。
左目の違和感です。何となく見えづらく感じるのです。
いつものかすみでも見えづらさは半端なく、一面ぼやけてしまうのですが、
今回はクリアに見えているものの見えづらいのです。
試しに右目を閉じて左目だけで見てみると、
何やら視野の鼻寄り上部に暗幕がかかったような影を感じます。
今度は右目だけで見てみると、いつもとは変わらぬ視界です。
見えづらさの正体はこれでした、右と左で視野が違っているのです。
その事に気づいてもなお楽観的に数日過ごしていたのですが
なかなかその影が晴れず、
前回の眼の検査から一年以上経過していたこともあり
重い腰を上げて眼科医を訪れました。
一通りの検査を終え、医者との診察に入ると
右目と左目の眼圧の差が3倍ほどあるとの事でした。
この時点で私はまだ何が何やら分かっておりません、
(ちなみに平常値は10〜21mmHg『ミリ水銀柱』と言い
私の場合は左目で40mmHgオーバーだったそうです)
ソッコー医者に言われた病名は「緑内障」だということ!
迂闊!迂闊!迂闊!!!
糖尿病を患って以来体調管理に気をつけていたのに。
そして糖尿病の合併症が目に来る事も重々承知していたにもかかわらず、
最近少しリバウンドしたとはいえ、定期的な検査の数値がすべて
正常値でかかりつけの医者からはほめられ
優良糖尿病患者を自負したつもりで図に乗っておりました。
目にかすみが出ている時点ですぐに眼科医へ行くべきでした、
かなり動揺しているのも事実です。
とりあえず今回はこの辺りで一旦終わります。
さすがに「サイトのネタが出来た〜〜!」などと浮かれる気分には
当然なりません、なんせ目を思いっきり使う仕事をしているが故
不安ばかりが先立ちます。
編集部より:
このコーナーは、2型糖尿病患者であるgonzuiさんが、ご自身の体験をもとに糖尿病の体験記をマンガで表現し、同じ2型患者さんと悩みを共有し、ご理解いただければ、という目的で制作したコンテンツです。
よって、本内容については、個人の体験をもとにしているため、全ての2型糖尿病患者さんにあてはまらない内容も含んでおります。また、1型糖尿病患者さんを想定したものではありません。
患者さんの体験や感情をストレートに表現した内容には、誤解を生む表現や不愉快と感じる表現もあるかと存じますが、あらかじめご了解の上、ご覧ください。