糖尿病の治療を初めて、一番変化があったのは「うんこ」なんですね。
10年ほど前に、胆嚢を取る手術をしまして、それ以降は
ほとんど下痢続きの生活を送っていました。
まぁ、下痢をしているからと言って、お腹が痛くなるわけではないし
衰弱するわけでもなし、至って普通の生活が送れていたので
大して気にするわけでもなく、胆嚢がないからだろうと思っていました。
しかし、食生活を改善しまめに運動を取り入れてからというもの、
しっかりどっしりの「うんこ」がお目見えするようになり
便秘というものも経験することになりました。
これから書くことは私の個人的な感想で、全く医学的根拠もありませんし
あるいは完全に間違っていることかもしれませんので、
単なる与太話と思ってお読みくださいね。
胆石のため胆嚢切除手術後、下痢が続く生活の話を書きましたが、
自分の勝手な解釈では単に胆嚢がないせいで、
下痢体質になったのだろうと思ってました。
しかし、食事を見直すだけで下痢の改善がなされるということは
実は食べること自体に問題があったのではないかと、
考えるように至りました。
これまでの生活では、必要以上のカロリー摂取で食事を終える指針は
「満腹」という合図のみで、食えるならいくらでも食べていたのです。
そりゃ肥満にもなりますが、かと言って体重が際限なく増えるわけではなく、
私の場合ある重さに来ると頭打ちになります。
つまりそれ以上は増えないのです。
これってもしかして、体が栄養素を拒否しているのでは?
栄養の過剰摂取による拒否反応として、未消化のまま
排出されているのではないかと考えるに至ったのです。
栄養素の足りない生活は人間にとって危険なものであることは
まちがいありませんが、過剰摂取もまたしかりで、
未だ適応できていないのだと思っていました。
ですからブクブクに太れない私のような体質の場合、
強制的に「下痢」として排出されていたのではないかと、
誠に勝手に都合よく解釈していたのです。
しかし、これこそが糖尿病へのサインだったのではないかと
今にして思うのです。
そのサインを見過ごし、怠惰な食生活を続けてた末の結果が
「糖尿病」だと思います。
まぁ「うんこ」は健康のバロメーターって事でオッケー?
編集部より:
このコーナーは、2型糖尿病患者であるgonzuiさんが、ご自身の体験をもとに糖尿病の体験記をマンガで表現し、同じ2型患者さんと悩みを共有し、ご理解いただければ、という目的で制作したコンテンツです。
よって、本内容については、個人の体験をもとにしているため、全ての2型糖尿病患者さんにあてはまらない内容も含んでおります。また、1型糖尿病患者さんを想定したものではありません。
患者さんの体験や感情をストレートに表現した内容には、誤解を生む表現や不愉快と感じる表現もあるかと存じますが、あらかじめご了解の上、ご覧ください。