生活改善(ダイエット)に取り組んでから思うことのひとつに
この世は高カロリー社会なのだなと感じることです。
ダイエットの目安として、1日の摂取カロリーを
約1600キロカロリー以下に抑えるよう努力していますが、
これがなかなか難しいのですね。
いや、実際には難しくないのですが、これまでの私の食生活から考えると
かなりの減食を強いられるのです。
1食約500キロカロリー程度に抑えるというのは
主食の米を半分にし、野菜を多く取り、肉類もいままでよりも
減らすといった、これまでの生活からは考えられないくらいの、
量と質の変化を強いられるのです。
もちろん健康な人ならばもう少し増やしても問題はないのですが、
こちとら糖尿の身、腹いっぱい食うなんて出来ません。
そんなモンで、最近は食品を買う場合に
ついつい成分表やカロリー表示に目が行きます、
ポテトチップスなんてあーた、一袋いくらカロリーがあると思いますか?
なんと504キロカロリーですよ!
これだけで一食吹っ飛んでしますじゃありませんか。
今までは、ポテチ食いつつコーラをがぶ飲みしながら
夜中のビデオ鑑賞がデフォルトだったのですから、
なんという悪癖、驚愕のカロリー蓄積、糖尿ロード一直線!!
しかも私も大好きな有名カレーチェーン店のカツカレーなんて、
それ一品で1200キロカロリーに届こうかという勢い、
これにトッピングやサラダを加えたら
もう私の一日の摂取基準カロリーを超えちゃいます、
それをバクバク食っていたのですから、驚きです。
しかし、良く考えてみると人間って意外と少ないカロリーでも
生きて行けるのねと感心します、
そういえば余るほど(先進国では)食料がある社会なんて
ここ50年ほどでしょう、それまでの人間の生活なんて
飢餓との戦いの歴史だったわけですから、
効率よくエネルギーを摂取する機能は数百万年かけて培ってきたのです、
遺伝子的には過剰エネルギーに対する防衛力は
まだまだ備えていないと考えるのが当然でしょうね。
編集部より:
このコーナーは、2型糖尿病患者であるgonzuiさんが、ご自身の体験をもとに糖尿病の体験記をマンガで表現し、同じ2型患者さんと悩みを共有し、ご理解いただければ、という目的で制作したコンテンツです。
よって、本内容については、個人の体験をもとにしているため、全ての2型糖尿病患者さんにあてはまらない内容も含んでおります。また、1型糖尿病患者さんを想定したものではありません。
患者さんの体験や感情をストレートに表現した内容には、誤解を生む表現や不愉快と感じる表現もあるかと存じますが、あらかじめご了解の上、ご覧ください。