さて、前回まで3回にわたって合併症の恐ろしさについて
語ってきましたが、今回からまた私自身のことに触れようと思います。
糖尿病と診断されてからは、奥さんの積極的な協力もあり
ダイエットの経過も順調で現在は体重が73〜74キロといった
あたりをうろうろしております。
一番太っていた時期は記憶を辿れば92キロだったはずであり、
それに比べれば18キロの減量結果です、
これだけの脂肪が消えた訳ですから、自分でも大したもんだと
感無量の思いはありますが、体脂肪率もほぼ標準に近づき
久しぶりに会う人などには「痩せたね」必ず言われます。
何よりも嬉しいのはダイエットの効果に伴い
血液検査の結果もすべて良好な数値となり、嬉しい限りであります。
元々糖尿病を改善すべくダイエットを始めたのですが、
その結果がすべてに於いて良い方向に向かっているのは
一石何鳥となるのでしょうか?
とにかくいいことずくめなのは間違いありません。
しかし困ったことも無い訳ではありません。
太っていた時期の服が着れません。
いや、着れないことは無いのだけれども、
着ても不格好きわまりない訳で
そりゃ家の中で着る分には問題はありませんが
外へ着ていく服となれば別であります。
結局捨てるはめになりました。
もったいないことは重々承知ですが、
それが着れる自分に戻らないためにも、
私には必要な措置だったのです。
あと一つ、痩せて一番困るのはとにかく寒いことですね。
私自身元々暑がりの汗かきでありまして、
太っていた時期はそれに拍車がかかり、
一年中Tシャツで過ごす生活でした。
そのせいかどうか分かりませんが、厚着が苦手です。
長袖を着たり、靴下をはいたりすることがいやでしょうがありません。
しかし寒気の方がそれを上回るので、
泣く泣く厚着でやり過ごしていますが、なかなか馴れませんね。
まぁこれまでは18キロの脂肪をまとっていた訳ですから
致し方無しと思うようにしております、、、ハイ。
編集部より:
このコーナーは、2型糖尿病患者であるgonzuiさんが、ご自身の体験をもとに糖尿病の体験記をマンガで表現し、同じ2型患者さんと悩みを共有し、ご理解いただければ、という目的で制作したコンテンツです。
よって、本内容については、個人の体験をもとにしているため、全ての2型糖尿病患者さんにあてはまらない内容も含んでおります。また、1型糖尿病患者さんを想定したものではありません。
患者さんの体験や感情をストレートに表現した内容には、誤解を生む表現や不愉快と感じる表現もあるかと存じますが、あらかじめご了解の上、ご覧ください。