年末・年始の過ごし方

2011年12月06日

4.運動を忘れずに

運動について 〜年末・年始でも血糖値を上げない工夫〜
 年末・年始は、糖尿病患者さんにとって自己管理が特に難しい季節といわれています。運動不足が続いてしまうのは要注意です。ここでは、外に出なくてもできる“ながら運動”をご紹介します。

1.おせち料理を作りながら

  • 台所で足の巻き上げ
    直立姿勢で、かかとをお尻に当てるように、左右交互にひざをうしろに折り曲げる。右足を曲げるときは左足に、左足を曲げるときは右足に重心かけ、ひざを前に出さずに、ひざから下だけを巻き上げるようにします。1秒に1回のペース。
  • 台所でお尻絞り
    両足のかかと同士をつけて、足を逆八の字に直角に開きます。かかとから、ふくらはぎ、ひざ、ふとももの内側同士をピッタリ合わせたら、左右のお尻の筋肉に力を込めて、これ以上縮まらないというところまで真ん中に引き寄せ、ぎゅっと絞り込みます。1回10秒間をめやすに。
  • 台所でスクワット
    ひざをまっすぐに伸ばし、足を握りこぶし1つくらい開けます。左右のかかとを一緒にできるだけ高く上げ、元に戻します。1秒に1往復のペース。

2 テレビをみながら

腹筋運動 足けり 足上げ

※飲酒後は利尿作用による脱水を起こしやすいので、無理はしないようにしましょう。

参考情報

運動療法でインスリンの効果を高めよう(糖尿病3分間ラーニング)
運動療法の進め方と注意点(糖尿病3分間ラーニング)

日本健康運動研究所

運動療法のコツ(1) [基礎](糖尿病セミナー)
運動療法のコツ(2)合併症のある人の運動(糖尿病セミナー)

糖尿病の運動療法情報ファイル

[ DM-NET ]

もくじ

[資料]年末年始の料理とエネルギー量の目安

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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