ニュース

2018年01月12日

管理栄養士の9割が「おやつを食べる」 食べたら次の食事で調整

 管理栄養士の9割が「おやつを日常的に食べている」ことが、「ダイエットプラス」の調査で明らかになった。食べ過ぎたときには「夕食を中心に、次の食事内容や量で調整する」などして対処している。お勧めのおやつの1位は「ゼリー」と「フルーツ」で、ゼリーはゼロキロカロリーのものが良いという。
食べ過ぎたときには「夕食を中心に、次の食事内容や量で調整する」

 メドピアの連結子会社であるフィッツプラスは、「正しく食べる」をコンセプトに管理栄養士がダイエットや健康管理をサポートする、パーソナル食事トレーニング「ダイエットプラス」を運営している。このほど、「ダイエットプラス」に登録する管理栄養士110人に対して「管理栄養士のおやつの食べ方」についてのアンケートを実施した。

 それによると、「おやつを日常的に食べていますか?」の質問に対し、55.5%の管理栄養士が「毎日ではないが時々食べる」、40.9%の管理栄養士が「ほぼ毎日食べる」と回答。9割以上の管理栄養士がおやつ(間食)を食べていることが分かった。

 おやつを食べるタイミングは「午後」がもっとも多く、67人(63.2%)だった。続いて多かったのは「夕食前後」で18人(17.0%)であり、もっとも少なかったのは「深夜」で4人(3.8%)だった。

 食べ過ぎたときの対処法は、「夕食を中心に、次の食事内容や量で調整する」という声が大半を占め、具体的には「野菜を多めにとる」「主食などの糖質や、脂質を抑える」という調整方法が多かった。

 また、ダイエット中にお勧めのおやつは、ゼリーとフルーツが同数で1位だった。ゼリーはこんにゃくゼリーやゼロキロカロリーのものや、寒天を勧める声が多く、フルーツはビタミンを摂取できるという理由が多かった。その他、ミネラルなどの栄養価が高いナッツや、噛み応えのある乾物類、タンパク質の摂取できるヨーグルトなどがランクインした。
管理栄養士がおやつを食べすぎたときに、カロリーの帳尻合わせのためにやっていること
・ 次の食事で、炭水化物の量を減らし、かみごたえのある野菜海藻を多くとる。水分無糖のものをたくさん飲む。
・ 夕食時間が遅くなり食間が8時間以上空くような場合は、15時から夕方の時間帯で補食を摂るように心がけています。帳尻合わせというよりも、補食を摂ることで夕食時に空腹感があまりなく、軽めの夕食で済ますことができます。
・ 昼食、夕食の量を減らす。お菓子はどうしても糖質が中心になりがちなので、主食の量を減らしたりして調整します。
・ 夕食を鍋にするなど、野菜類とタンパク質、きのこ類や白滝などで調節。
・ カロリーよりも糖質をとったときに有酸素運動や筋トレをやります。
・ とにかく歩きます。その後の食事内容の脂質を抑えたりします。
・ おやつの食べ過ぎは殆どありませんが、もちろんストレッチはします。或いは食事の内容を加減します(炭水化物を減らす。海藻、きのこ類を使った副菜をプラスする)。
(パーソナル食事トレーニング「ダイエットプラス」調べ)

ダイエットプラス
メドピア
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

play_circle_filled 記事の二次利用について

このページの
TOPへ ▲