ニュース

2010年09月01日

カテゴリーキーワード:
糖尿病の食事指導 [間食] 食事療法

炭酸飲料もヘルシー志向? 低糖質で低カロリー

 猛暑でコンビニエンスストアなどで炭酸飲料が売れ、売上高が回復している。猛暑でのどが渇いた時などにゴクゴクと飲みやすいのが要因とみられる。炭酸飲料といえば、特に健康に良いというイメージはなかったが、最近では「健康志向」を打ちだした商品も増えている。

 ヒトの味覚は食品の温度に影響を受ける。糖質の濃度が同じであっても、冷たくした飲料では味を感じにくい。炭酸飲料は、炭酸を加えることで刺激を強めてあり、高糖質・高カロリーの商品が多い。

 炭酸飲料が特に若い世代で人気が高いのは、飲みやすさや清涼感があるからだが、実は糖分がたくさん含まれる。しかもその糖分は多くの場合、体に吸収されやすい果糖(コーンシロップ)だ。

 代表的な炭酸飲料には、1缶(350mL)に約40gの糖分が含まれる。角砂糖1個の重量は約3gから4gぐらい。つまり1缶に9個から10個の角砂糖が入っていることになる。

[関連情報] 暑い日に飲みたい清涼飲料 気になる糖分はどれくらい

 しかし現在は、「健康志向」や「カロリーゼロ」をうちだした炭酸飲料が次々に売りだされている。ほとんどは甘味料を使いカロリーを抑えてあるが、最近の消費者の嗜好を反映し甘味を抑えた商品も多い。

 健康志向や独自の風味をアピールした炭酸飲料は、新たなファンを開拓できるだろうか。主な商品をまとめてみた。

コカ・コーラ ゼロフリーコカ・コーラ
 アスパルテームなど甘味料を使い、500mLで0kcal。カフェインもゼロにして、ダイエットを気にする人にもアピール。
キリン メッツ ワイルドチャージキリンビバレッジ
 疲労に効くとされるアルギニンやビタミンBを配合し、グレープフルーツとトニックの苦味をきかせた。カロリーは500mLで0kcal。疲労回復に関心が強いという30〜40代の男性にアピールしている。
DAKARA ゼロ スパークリングサントリー食品
 脂質や糖質、食塩を減らし、甘味料を使いカロリーもゼロ(500mLで0kcal)。柑橘系の風味で甘さも控えた。腹囲を気にするダイエット志向の人向け。

 果汁などに加え、これまで炭酸とは無縁だと思われていた大豆などの原料をとりいれた炭酸飲料も出ている。

ファンタ ゼロコカ・コーラ
 香料を強化し果物感をアップし、クエン酸も配合した。甘さと絡み合う酸味も楽しめるという(500mLで0kcal)。
ソイッシュ大塚製薬
 大豆を原料に甘味料や炭酸を混ぜ、1本(100mL)で51kcal。おから成分まで大豆の栄養がとれるという。
二代目 米づくりJT
 国産米を使った炭酸飲料。米のでんぷんを糖化させた「米粉糖化液」を使い、乳原料を加えることで、まろやかで爽やかな味わいに仕上げた。

注 糖質の栄養表示基準
 健康増進法にもとづく食品の栄養表示基準では、食品100g当たりのエネルギーが5kcal、糖質が0.5gより値が小さければ「無、ゼロ、ノン、レス」といった表記が認めらている。また、食品100g当たりのエネルギーが40kcal以下、糖質が5g以下などの場合は「低、ひかえめ、少、ライト、オフ」といった表記が認めらている。

[ Terahata ]

play_circle_filled ニュース記事の二次利用について

このページの
TOPへ ▲