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2007年04月01日
「カロリーゼロ」のは本当にゼロ? 食品の広告表示
- キーワード
- 食事療法
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厚生労働省ホームページで特別用途食品や健康食品について解説している。
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(1)国の許可による表示制度
特定保健用食品
「血糖値が気になる方へ」、「血圧が高めの方に」などの特定の保健の用途を表示する食品。
特別用途食品
乳児、妊産婦、病者など、発育、健康の保持・回復などの特別の用途に適することを表示する食品。国が食品ごとに審査して
(2)食品製造者・販売者の自己認証による表示制度
栄養機能食品
ビタミン(12種類)やミネラル(5種類)の機能
栄養成分表示
エネルギー、蛋白質、脂質、炭水化物、ナトリウムなどの栄養成分の含有量を表示する食品。さらに、「カルシウムたっぷり」などの強調
そうした食品は、著しく事実に相違している、人を誤認させる広告が取り締まられることなく放置されている、必要な医学的な調査が行われていないと、健康に支障を起こす可能性も考えられる。そのため、健康の保持増進の効果などについての虚偽または誇大な広告は禁止されている。
広告や食品の表示について、例えば「糖尿病
- 「カロリーオフ」、「低カロリー」は100mL当り20kcal未満
- 「ノンカロリー」、「カロリーゼロ」は100mL当り5kcal未満
関連情報
健康食品や健康情報は本当に安全?
「サプリメントは本当は良い?悪い?
「糖尿病に効く」健康食品に違法の医薬品成分
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