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2006年04月13日
糖尿病が脳卒中の危険因子であることを知っているのは4割
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- 糖尿病合併症
ファイザーは日本脳卒中協会の監修により、2006年3月に40歳以上の男女600名を対象に、日本人の3大死因のひとつである脳卒中についての知識と理解、予防に対する意識、自己管理の状況を探るため、インターネット調査を実施した。
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「脳卒中になりやすいと思われる人をすべて選んでください」という質問では、6〜8割の人が、喫煙者(78.3%)、肥満者(73.8%)、高齢者(72.7%)、大酒家(64.3%)、運動習慣のない人(61.5%)、血縁者に脳卒中になったことがある人(57.3%)を選び、多くの人が脳卒中を引き起こす因子を理解していた。 ただし、危険因子である「男性」を選んだ人は23%、「経口避妊薬を長期間服用している人」は4.2%と低い回答だった。 自己の検査結果で、総コレステロール値が高かった人が38.5%、血圧が高かった人が21.5%、血糖値が高かった人が12.3%。しかし、これまでに病気にかかったことがあるかとの問いでは「高血圧」17.2%、「高脂血症/高コレステロール血症」16.2%、「糖尿病」6.8%と実際より低く、これらの疾患が病気であることを認識していない人がかなり多いことが分かった。
●詳細はファイザー(株)のサイトへ
●(社)日本脳卒中協会のサイトへ
脳卒中では家族の負担も心配
調査から次の点が明らかになった―- 家族、同僚、友人など、身近で脳卒中になった人がいると答えた回答者は45.0%。また、全体の52.0%が知人や親戚など、身近な存在を情報源に脳卒中の知識を得ている
- 脳卒中に対するイメージは「後遺症が残る病気」(85.2%)、「介護をする家族が大変」(74.2%)、「治療によって回復の可能性がある病気」(59%)という順だった。
- 脳卒中の病後の心配事は「後遺症」53.7%、「介護する家族への負担」25.0%、「介護や治療に関する金銭的負担」13.8%と、脳卒中は治癒が難しく、患者本人や家族の生活に大きな支障をきたす可能性の高い病気であると認識している人が多
い。
高血圧だけが危険因子ではないと知っていましたか?
脳卒中について「だいたいどんな病気か知っている」という人は8割近く、脳卒中の危険因子として知っている病気で高血圧を挙げた人は9割以上だった。しかし、糖尿病も脳卒中の危険因子となることを知っている人の割合はその半分以下に減った。

「脳卒中になりやすいと思われる人をすべて選んでください」という質問では、6〜8割の人が、喫煙者(78.3%)、肥満者(73.8%)、高齢者(72.7%)、大酒家(64.3%)、運動習慣のない人(61.5%)、血縁者に脳卒中になったことがある人(57.3%)を選び、多くの人が脳卒中を引き起こす因子を理解していた。 ただし、危険因子である「男性」を選んだ人は23%、「経口避妊薬を長期間服用している人」は4.2%と低い回答だった。 自己の検査結果で、総コレステロール値が高かった人が38.5%、血圧が高かった人が21.5%、血糖値が高かった人が12.3%。しかし、これまでに病気にかかったことがあるかとの問いでは「高血圧」17.2%、「高脂血症/高コレステロール血症」16.2%、「糖尿病」6.8%と実際より低く、これらの疾患が病気であることを認識していない人がかなり多いことが分かった。
医療機関に行かなかった人も多い
検査結果の数値が正常範囲より高いという結果にもかかわらず医療機関に行かなかった人は、総コレステロール値の高かった人で48.9%、血糖値の高かった人で33.8%、血圧の高かった人で31.0%とかなり高かった。
医療機関に行かなかった理由は「生活習慣(食事、運動、禁煙など)を変えることによって改善しようと思ったから」(総コレステロール値の高かった人57.5%、血糖値の高かった人52.0%、血圧の高かった人35%)、「自覚症状がなかったから」(21.2%、40%、35%)だった。
この調査結果について山口武典・日本脳卒中協会理事長は「インターネット調査の場合、興味のある人だけがアクセスしてくるので、一般の人よりは知識が多い人が回答する傾向にあり、実際の一般市民の知識レベルはもっと低いと考えられます。今回の調査で明らかになった糖尿病、一過性脳虚血発作、不整脈、心疾患についての認識不足を含め、今後も啓発活動が重要であると思います。」とコメントを寄せている。
日本脳卒中協会は、毎年5月25日から31日までを脳卒中週間として脳卒中の予防を呼びかけている。脳卒中は危険因子を除去することで、 1. 手始めに 高血圧から 治しましょう |
●詳細はファイザー(株)のサイトへ
●(社)日本脳卒中協会のサイトへ
[ DM-NET ]
日本医療・健康情報研究所
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