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2019年02月13日
「自信と希望」ラミレスさんがもたらしてくれたもの(フィリピンの患者さん) IDAF
- キーワード
- 1型糖尿病 IDAF(国際糖尿病支援基金) 糖尿病ネットワーク
■2017年フィリピンの糖尿病検査プログラム、糖尿病キャンプレポート(IFLレポート)
2014年から交流を続けてきた若い糖尿病患者のマイカ・ラミレスさんがお亡くなりになったことに、強い衝撃を受けています。将来、彼女にこんなことが起こるなんて考えもしませんでした。
2016年のフィリピン共和国ネグロス・オリエンタル・バレンシアでの糖尿病キャンプに参加したマイカさんは、参加者の中でも非常に血糖値が高く、そのせいか彼女の歩く姿は、まるでお酒に酔っているかのようでした。それでも、同じ病気を持つ参加者たちとふれ合い、このキャンプを楽しんでいる様子でした。
2018年5月の糖尿病キャンプにも参加するとのことで、マイカさんとの再会を楽しみにしていましたが、開催1か月前の2018年4月に、まさか彼女が20歳で生涯を終えてしまうとは、思ってもいませんでした。
フィリピン共和国では、インスリン・フォー・ライフ(IFL)オーストラリアの協力のもと、毎年1回、各地で糖尿病検査プログラムや糖尿病キャンプを実施しています。
糖尿病キャンプでは、現地の糖尿病患者さんとその家族を対象に、医療従事者が糖尿病療養に必要な指導やアドバイスを行っています。子供たちにとっては、同じ病気を持つ仲間との交流を楽しんでいます。
検査プログラムでは、糖尿病の検査を受けることができない方々へ、医療従事者が、血糖測定を実施し、糖尿病を疑われる方へは糖尿病療養についての指導を行っています。
2019年も5月に、セブ市をはじめ、フィリピン各地で、糖尿病の検査プログラムやキャンプを実施する予定です。
これらの活動資金については、現地の支援団体が寄付の呼び掛けを行っていますが、開催に向けて資金が不足している状況です。
フィリピンの小児糖尿病患者とその家族が糖尿病について学び、そして子供たちが健康で元気に過ごすことができるように、フィリピンの糖尿病キャンプ、検査プログラムの実施について、みなさんのご支援を頂きますようお願いいたします。
国際糖尿病支援基金は、インスリン・フォー・ライフ(IFL)オーストラリア通じて、フィリピンの糖尿病の患者さんを支援しています。
IFLの活動にご賛同いただき、御参加いただける方は、下記口座(郵便局)までお振込み頂きますようお願い申し上げます。
御協力頂きました方は、支援者としてこのホームページ上の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄にご希望のお名前をご記入ください。
振込口座(郵便局):
口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口
※通信欄へ「フィリピン糖尿病の患者さん支援」とお書き頂きますようお願い致します。
【English】Confidence and Hope – Maika Ramirez
http://www.dm-net.co.jp/idaf/ifl2018/Confidence and Hope – Maika Ramirez.pdf
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