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2013年12月04日

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糖尿病の検査(HbA1c 他)

グルコース分析装置「アントセンス デュオ」 電子カルテと連携

 堀場製作所は、病院内で医師や看護師が使用するグルコース分析装置(POCT)「アントセンス デュオ」を12月3日に発売した。診察室に持ち運べる大きさで、大型装置と同等レベルの精度をもっているのに加え、Bluetoothを搭載しており無線通信で電子カルテに自動記録できるのが特徴だ。
コンパクトで、検査室レベルの測定精度
 “アントセンス”シリーズは、検査室用装置と同じ測定原理「酵素電極法」を用いて、大型装置と同等レベルの精密さと簡易測定器の両方を実現したグルコース分析装置(POCT)。1991年から4機種が投入されており、グルコース分析装置(POCT)ではもっとも普及している。

 “アントセンス”シリーズは、一般的な自己血糖測定器と異なり、医師や看護師向けに“医療現場で正確なデータを簡単装置で提供”する。独自技術により小型化を実現し、診察室に持ち運ぶことができる。測定範囲も10〜999mg/dLと広範囲に及んでいる。

アントセンス デュオ
電子カルテによる横断的な情報共有
 診断記録は従来は手書きで記録され、回覧によって情報共有されてきたが、現在はIT技術の発展により電子カルテが普及している。診察結果や検査結果は電子カルテに記録され、診断記録は院内ネットワーク上で管理され、包括的な治療の検討に役立てられている。

 糖尿病治療では、薬剤投与や食事療法などを組織的に実施するチーム医療による継続した包括的な対処が重要だ。「アントセンス デュオ」はBluetooth(ブルートゥース)を搭載し、血糖値を自動的に電子カルテに記録する。電子カルテは医師や看護師、薬剤師、栄養士などで共有でき、迅速かつ的確な糖尿病治療に役立つ。

ヒヤリハットを防ぎ安全衛生の品質向上も改善
 院内用グルコース分析装置(POCT)で初めてのBluetoothを搭載した「アントセンス デュオ」は、ワイヤレスで電子カルテに自動で記録でき、配線による煩わしさを解消することで、安心安全で効率的な作業環境づくりに貢献する。

 特に、診察室や病床に持ち運ばれる血糖値測定器では、通信エリアを拡張し、配線接続の手間を減らすことが、作業効率の改善に役立つ。また、さまざまな物品や設備がある院内で、配線を引きずったり、物が配線にひっかけたりするヒヤリハットを防ぎ、安全衛生の品質向上も改善できる。

 Bluetoothは電波干渉に強く、周囲の医療機器への影響が少なく、医療現場での無線通信に適している。院内で迅速かつ的確に情報共有できる仕組みを導入することで、糖尿病の早期発見・より良い治療につながる。

製品の詳細は下記をご覧ください

グルコース分析装置「アントセンス デュオ」の特長
  1. 業界初のBluetooth搭載の血糖値測定器
     院内用グルコース分析装置(POCT)で初めてのBluetoothを搭載しており、測定値を電子カルテに自動記憶する。配線不要で整然とした環境づくりに貢献する。

  2. 業界最大の3.5インチのワイド画面、見やすく操作をサポート
     本体画面には、従来比1.4倍の3.5インチのカラー液晶を採用し、使いやすく視認性も高い。操作ナビにより測定やメンテナンスを図解で解説するので、機械が不慣れな方でも安心して操作できる。点着アシストランプ機能も付属しており、血液量を一目で確認できる。

  3. 再現性向上や時間短縮の高精度グルコース分析を提供
     指先採血だけではなく、シリンジで採血した全血を前処理なく使用できる。従前機種から引き継がれた高精度分析である「過酸化水素電極法」を特長としている。再現性の向上や測定時間の安定などの基本性能も高めてあるので、日常的に患者の血糖値管理を行う医療従事者にさらなる安心感を提供する。
アントセンス デュオ 主な仕様
寸法・質量 205(W)×125(D)×55(H)mm・約750g(バッテリーを含む)
測定項目 血中グルコース(ブドウ糖)濃度
測定原理 過酸化水素電極法
測定検体 全血(静脈血・動脈血・末梢血)
測定時間 45秒以内
測定範囲 10〜999mg/dL
通信データ 測定値、患者ID、測定者IDなど
無線通信範囲 約10メートル
販売希望価格Bluetooth搭載モデル 24万9,600円+消費税
標準モデル(Bluetoothなし) 19万2,000円+消費税

製品の詳細は下記をご覧ください

[ Terahata ]

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