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2011年07月15日

2011年エクアドルの糖尿病キャンプを支援 国際糖尿病支援基金

 南米エクアドルで小児糖尿病患者さんを支援するFUVIDA(Fundacion Vivir Con Diabetes)は、2011年も小児1型糖尿病患者さんを対象としたサマーキャンプ「Doluces Amigos」を7月27日から7月31日にかけてグアヤキル・ヴィンセスで開催します。
 国際糖尿病支援基金は、この活動の趣旨に賛同し、インスリン・フォー・ライフ(IFL)(オーストラリア)を通じてFUVIDAを支援しています。
 FUVIDA主催のキャンプは、糖尿病に関する治療や合併症予防などについて、適切な知識をもってもらうことを目的に毎年行われています。 毎年、子供たちはこのキャンプに参加することを楽しみにしています。
 「インスリン・フォー・ライフ」(IFL)のオーストラリア本部とカナダ支部は、インスリンや血糖測定器具などの物資を定期的にFUVIDAへ支援しています。
 エクアドルでは、インスリンの入手が困難なため、1人分のインスリンを10人で分け合う状況であることや、糖尿病の治療費を払うお金がなく死亡してしまう患者さんもいるそうです。
 IFLからFUVIDAへの支援物資は、キャンプ中に使用されるほかに、経済的な理由で糖尿病の治療が受けられない患者さんへ配布されています。IFLからの支援は患者さんやその家族からとても感謝されています。
 これまで、FUVIDAのキャンプは年1回の開催でしたが、参加者からの強い要望もあり、2011年からは年2回(春・夏)開催することになりました。
 2011年第1回目のキャンプは、3月23日から3月27日にグアヤキル・ヴィンセスで行われ、約40名の1型糖尿病の子供さんとボランティアスタッフ(現地の医療スタッフなど)が参加しました。

2011年3月に行われたキャンプ「Doluces Amigos 2011A」より






IFLカナダ支部のJohn Kostelyk氏がキャンプ中に撮影したビデオです。
■Insulin for Life(IFL) Canada
http://www.insulinforlifecanada.org/
画面をクリックすると再生します

Ecuador Roche 2011youtube25phst from John Kostelyk on Vimeo.


 日本の国際糖尿病支援基金(IDAF)は、糖尿病患者への支援活動を世界的に行っているオーストラリアの「インスリン・フォー・ライフ(IFL)」やインドの「ドリーム・トラスト」に賛同し、十分な治療を受けられない途上国の糖尿病患者さんを支援するために基金への寄付とご協力を広く呼びかけています。

[ DM-NET ]
日本医療・健康情報研究所

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