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2011年07月01日

カロリー&カーボタワー付き「間食のジャンル&食品別データ」を公開

 糖尿病ネットワークでは、糖尿病患者さんが上手に間食を摂取するにはどうしたらよいかを特集している「間食指導の情報ファイル」で、間食指導を行う際に便利な「間食のジャンル&食品別データ」コーナーを公開した。

 間食指導のポイントとして、患者さんの状態や指示エネルギー量等に合わせた摂取量、頻度、食べるタイミング、食品選択などが挙げられる。なかでも間食の食品選択は、患者さん自身、嗜好や欲求と指示エネルギー量に折り合いをつけながら行っているのが現実だ。
 同コーナーでは、このほど、食品選択の参考として、主な間食のデータをまとめた。すでに一般化しているエネルギー量のチェックはもちろん、血糖値に大きく影響を及ぼす炭水化物量(カーボ)の目安をタワーに見立てた図を作成。また、実際に糖尿病患者さんに様々な食品を摂取してもらい、その血糖変動グラフで紹介。市販のお菓子や飲料のパッケージに表示されている成分表示を見る際、エネルギー量などとともに、炭水化物量をチェックすることも、今後の食品選択や摂取量を計る目安の1つになればとしている。
 総合監修者の浜野久美子(関東労災病院糖尿病内分泌内科部長)先生は、「患者さんと一緒に画面を見ながら数値データを示すことで、患者さんの気づきを促し、話題作りのきっかけにもなればと思います。なにより、私たち医療スタッフ自身にもおそらく、必要な情報では」と述べている。

グラフ:食品別にみる血糖変動の一例
間食のカロリー&カーボタワー

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