ニュース
2016年10月03日
【STOP!肥満症推進月間】肥満症の認知拡大のために
- キーワード
- メタボリックシンドローム 糖尿病と肥満
一般社団法人日本肥満症予防協会(理事長・松澤佑次/住友病院院長)は、毎年10月を「STOP!肥満症」推進月間として様々な事業展開を発表しました。
治療が必要な肥満
「肥満症」とは?
「肥満症」とは?
肥満症とは、生命のリスクを伴う病気であり、医学的治療が必要な状態を言います。BMI25以上あり、11の関連疾患を併発しているか、内臓脂肪面積が100平方センチ以上ある場合に診断されます。内臓脂肪型肥満は、糖尿病や脂質異常症、高血圧をはじめ、心筋梗塞、脳梗塞などの重篤な動脈硬化性疾患の原因となり、さらに最近ではがん、認知症、CKD(慢性腎臓病)、SAS(睡眠時無呼吸症候群)、ロコモティブシンドロームなどを引き起こすことも明らかになってきています。逆に肥満を是正することで、それらの健康障害が改善したり進展抑制になることにもつながると言われます。
「STOP!肥満症推進月間」で
スローカロリーから食生活を学ぶ
スローカロリーから食生活を学ぶ
この肥満症の認知拡大が必要であるとして、一般社団法人日本肥満症予防協会が2015年に設立されました。同会では日本肥満学会と連携しながら肥満症の啓発活動を行っています。今年度から、日本肥満学会学術集会が開催される毎年10月を「STOP!肥満症推進月間」と制定し、医療・保健指導スタッフ向けのセミナーや、全国の自治体などでの一般生活者向けイベントが展開されます。
講演会は参加申込数は定員に達しました。沢山のお申込、誠に有難うございました。
開催概要
「STOP!肥満症推進月間」3団体共催特別講演会
『内臓脂肪型肥満の解消とスローカロリーライフ』
- 日 程:2016年10月13日(木)18:00開演(17:30開場)
- 場 所:ベルサール九段
東西線・半蔵門線・都営新宿線「九段下駅」より徒歩3分)
- 対 象:医療関係者、保健指導関係者
- プログラム:
- ◆18:00〜18:20
ご挨拶: - 日本肥満症予防協会理事長/住友病院院長 松澤佑次 ≪第1講座≫
- ◆18:20〜18:50
基調講演「スローカロリーと内臓脂肪の密接な関係」 - 公益財団法人結核予防会理事総合健診推進センター長、スローカロリー研究会理事長、日本肥満症予防協会副理事長 宮崎 滋
- ◆18:50〜19:20
講演1「肥満症診療の現状」 -
千葉市病院事業管理者
日本肥満症予防協会副理事長 齋藤 康 - ◆19:20〜19:35
(ブレイクタイム)お弁当 - ◆19:35〜20:00
講演2「ベジファーストにみる食事の質と糖質コントロール」 - 駒沢女子大学人間健康学部教授/東京栄養士会会長 西村一弘
- ◆20:00〜20:30
講演3「栄養バランス食としての牛乳とカロリーコントロール」 - 女子栄養大学 栄養生理学教室教授 上西一弘
- ◆20:35 閉 会
テーマ『内臓脂肪型肥満の解消とスローカロリーライフ』≪第2講座≫
テーマ『栄養バランス食としての牛乳とカロリーコントロール』
- ◆18:00〜18:20
- 主 催
一般社団法人 日本肥満症予防協会
一般社団法人 スローカロリー研究会(第1講座)
一般社団法人 Jミルク(第2講座)
一般向け市民公開講座
「STOP!肥満症推進月間」特内臓脂肪見える化&睡眠チェック体験会
- 日 程:2016年10月15日(土)・16日(日)10:30〜18:00
- 会場:イオンモール幕張新都心 1Fイオンコート
- 参加費:無料(測定は予定数に達したところで終了となります。 )
詳しくはこちらへ>>[ DM-NET ]日本医療・健康情報研究所
メタボリックシンドロームの関連記事
- 体重をわずか3%減らすだけで肥満・糖尿病を改善できる 【日本肥満症予防協会セミナー・レポート】
- 糖尿病や肥満の新たな治療 肝臓の「アクチビンE」が脂肪を燃焼
- 糖尿病と心不全リスク 「心不全パンデミック」に3つの方法で対策
- 甘いものを食べるなら日中の活動時間を選ぶとメタボになりにくい
- 「職場ストレス」がメタボの危険性を40%上昇 ストレスを解消
- 対談「女性と生活習慣病予防」一無、二少、三多で健康長寿
- 「ミドリムシ」から糖尿病を改善する成分 「痩せるホルモン」を促進
- 実践!スローカロリー「上手な糖質活用のノウハウを教えます」
- 「やせ過ぎ」「人とのつながり」「喫煙」が高齢者の寿命を縮める
- 「おにぎりダイエット」で体重が減少 ご飯と運動で腹囲は減らせる