尿糖チェックで糖尿病コントロール

2012年03月28日

第6回_東京医科大学病院

 近年、空腹時血糖値は正常または境界領域でも、食後の血糖値が糖尿病の人と同じくらい高くなる「食後高血糖」が注目されています。"隠れ糖尿病"とも言われ、糖尿病の初期は健康診断ではなかなか見つかりにくいので、糖尿病と診断されるまで放置されてしまうことが予測されます。

 今回は、東京医科大学病院の小田原雅人先生に、尿糖測定の有用性についてお話をうかがいました。尿糖測定は食後の血糖状態をある程度把握できることから、耐糖能異常者の早期発見に大きな有用性を発揮するのではと期待を寄せておられました。

■Profile
小田原雅人先生 ●小田原 雅人 先生
 おだわら まさと。東京医科大学内科学第三講座主任教授。1980年東京大学医学部卒。同大学助手、筑波大学講師、オックスフォード大学講師、虎の門病院内分泌代謝科部長などを経て、2004年より現職。

●東京医科大学病院糖尿病・代謝・内分泌内科 ⇒ホームページはコチラ

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

Copyright ©1996-2024 soshinsha. 掲載記事・図表の無断転用を禁じます。
治療や療養についてかかりつけの医師や医療スタッフにご相談ください。

このページの
TOPへ ▲