ニュース
2009年06月09日
ディスポーザブルタイプの穿刺器 血糖測定の穿刺を安全・簡単に
- キーワード
- 医療の進歩 血糖自己測定(SMBG)
アボット ジャパンは5月11日に、血糖測定の際に使用する単回使用自動ランセット「ポケットランセット」を発売した。

ポケットランセット
0.8mmの浅い針を採用し痛みの少ない浅刺しの採血ができるようにしてある。使い方も簡単で覚えやすい。保護キャップをねじ切り、引っ張って保護キャップを取り外し、ホルダーを採血部位に押し当ててボタンを押すと穿刺する。穿刺後は穿刺ボタンはホルダーに押し込まれ、使用後はそのまま廃棄できる。
「ポケットランセット」の使い方

アボット ジャパンの資料より

アボット ジャパンの資料より
「ポケットランセット」は、26本・31本入りの少量単位包装のパッケージもあり、糖尿病患者の自己血糖測定にも処方しやすくしてある。
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
医療の進歩の関連記事
- 腎不全の患者さんを透析から解放 「異種移植」の扉を開く画期的な手術が米国で成功
- 【歯周病ケアにより血糖管理が改善】糖尿病のある人が歯周病を治療すると人工透析のリスクが最大で44%減少
- 世界初の週1回投与の持効型溶解インスリン製剤 注射回数を減らし糖尿病患者の負担を軽減
- 腎不全の患者さんを透析から解放 腎臓の新しい移植医療が成功 「異種移植」とは?
- 【1型糖尿病の最新情報】幹細胞由来の膵島細胞を移植する治療法の開発 危険な低血糖を防ぐ新しい方法も
- 糖尿病の治療薬であるGLP-1受容体作動薬が腎臓病のリスクを大幅に低下 認知症も減少
- JADEC(日本糖尿病協会)の活動 「さかえ」がWebページで閲覧できるなど「最新のお知らせ」からご紹介
- 【1型糖尿病の最新情報】iPS細胞から作った膵島細胞を移植 日本でも治験を開始 海外には成功例も
- 「スマートインスリン」の開発が前進 血糖値が高いときだけ作用する新タイプのインスリン製剤 1型糖尿病の負担を軽減
- 糖尿病の医療はここまで進歩している 合併症を予防するための戦略が必要 糖尿病の最新情報