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2008年05月26日
使いやすく、10回の連続測定ができる血糖自己測定器
- キーワード
- 血糖自己測定(SMBG)
バイエル薬品は血糖自己測定器「ブリーズ®2」を5月23日に発売すると発表した。
ブリーズ®2
「ブリーズ®2」は「使いやすい」「正確・安心」をコンセプトに開発された。前機種の「ブリーズ®」は2006年に、関節炎患者にとって使い勝手がよくQOLを向上させる製品と評価され、米国の関節炎財団(Arthritis Foundation)とカナダの関節炎協会(Arthritis Society)よりそれぞれ賞を受賞した。
「ブリーズ®2」はその後継機にあたる。必要な血液量は約1μLと3分の1に、測定時間は6分の1(血液吸引 2秒+機器測定 5秒)に、それぞれ向上した。
主な特長は次の通り- 握りやすく、片手でも使えるように設計された本体と、大きな文字とアイコンによる見やすいディスプレイ。
糖尿病合併症により視力や感覚が低下した患者や高齢者でも、扱いやすいよう工夫されている。 - 1度のセンサーセットで10回の連続測定が可能なマルチセンサーを
採用。
小さなセンサーを測定ごとにセットする必要がないので、1日に数回の血糖測定が必要であったり、細かい作業が苦手な場合もストレスが少ない。 - 操作ハンドルを「引いて押す」だけの簡単操作。
- 校正ミスが原因でおこる測定数値の誤差を防ぐ自動校正機能を
搭載。 - 感染防止のためにセンサーセットから廃棄まで血液に触れない設計を採用。
このページの記事はバイエル薬品が5月16日付で発表したプレスリリースを元にしています。
血糖測定器は高度管理医療機器(クラス?V、?W)に分類されています。
血糖測定器は高度管理医療機器(クラス?V、?W)に分類されています。
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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