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2006年10月16日
女性と糖尿病のためのサイトを公開 米国糖尿病学会
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日本で糖尿病の急増が社会問題になっているが、糖尿病は海外でも大きな問題になっている。米国では女性の糖尿病も増加しており、社会的な対応と適正な知識の普及が急務とされている
米国糖尿病学会(ADA)は、女性と糖尿病のためのワークグループを立ち上げ、ホームページの公開を開始した。
米国糖尿病学会(ADA)は、女性と糖尿病のためのワークグループを立ち上げ、ホームページの公開を開始した。
女性と糖尿病
米国でも糖尿病は急増しており、患者数は約2,100万人で有病率は7.4%に上る。その中には子供と大人の患者が含まれる。しかし患者のおよそ3人に1人が女性で、970万人に上ることはあまり知られていない。
糖尿病が女性にもたらす脅威は出産や将来の世代に影響するので、男性以上に深刻かもしれない。糖尿病が妊娠中に障害を引き起こし、流産や乳児の先天性欠損につながるおそれがある。さらに、糖尿病の女性は年齢が若くても、心臓発作のリスクが高くなっている可能性がある日本でも女性の糖尿病は増加
糖尿病の女性と家族のためのサイト
ADA「Women and Diabetes(女性と糖尿病)」の主な内容
- ・女性の健康についての話題
- 女性の健康についての最新情報を紹介。
- ・女性と糖尿病についてのQ&A
- 女性のよくある質問に女性が答えるページ。
- ・一般向けの医療情報
- 患者やその家族のために糖尿病についての情報を公開。
- ・糖尿病の医療スタッフ向け情報
- 糖尿病の療養や指導に役立つ情報を公開。
- ・法律と女性の健康
- 糖尿病とともに生きるためには法律の知識も必要。糖尿病の女性に役立つ情報を公開。
●詳しくは米国糖尿病学会(ADA)のサイトへ(英文)
女性と糖尿病 www.diabetes.org/women/
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[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所