糖尿病Q&A1000

Q.195 インスリンの吸収速度や作用の強さが変化する要因には、どんなものがありますか?

 吸収速度は、(1)注射部位、(2)注射の深さ、(3)注射部位の体温、(4)インスリンの量、(5)インスリンの濃度、などによって変わります。(1)の注射部位は、吸収が早い順に、おなか、上腕、太腿となります。(2)以下は、注射が深い場合、注射部位の温度が高い場合、インスリンの量が少量の場合、インスリンの濃度が低い場合(100単位製剤より40単位製剤)に、それぞれ吸収が早くなります。これら以外に、注射部位をもんだり、注射後に運動をすると、吸収が早まります。毎回安定した効果が現れるようにするために、注射部位や注射前後の条件をできるだけ変えないほうがよいでしょう。
 インスリン作用の強さを変化させる要因はたくさんあります。例えば病気になったときや精神的ストレスなどは通常血糖値が上がりますし、女性の患者さんでは月経(生理)前の黄体期のときに、コントロールに必要なインスリン量が増えることがあります。
2006年04月20日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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02-4-2 インスリンについてのQ&A

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