糖尿病Q&A1000

Q.175 インスリン療法をいったん始めたあと、しばらくしてインスリンが必要なくなることがあるそうですね。

 2型糖尿病の場合、それまで高かった血糖値をインスリン療法によって十分にコントロールすると、膵臓のインスリン分泌が回復することがあります。これは、血糖値が高いこと自体がインスリン分泌を低下させたりインスリン抵抗性を高める「糖毒性」が、血糖コントロールによって解除されるためとされています。また、インスリン療法は膵臓を休めることにつながるので、しばらくして自己分泌する力が戻ってくることがあります。
 その結果、インスリン療法が必要なくなることがあります。
2006年04月20日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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02-4-2 インスリンについてのQ&A

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