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2025年10月06日

医療用テープで肌トラブルを起こさないための対策とは

 糖尿病ネットワークは、特集コーナー「インスリンポンプ・CGM情報ファイル」にて、新コンテンツ「インスリンポンプ、CGMセンサ使用時の肌トラブル対策」を公開した。
 インスリンポンプやCGMを使っている人は、装置を体に固定するための医療用テープにより肌に赤み、かゆみ、かぶれ、水ぶくれなどを起こすことがある。こうした肌トラブルをできるだけ起こさないようにするための対策を看護師がわかりやすく紹介している。

肌トラブルを起こさないための3つのキーワード

 近年、インスリンポンプやCGM(持続血糖モニタリング)を利用することで血糖測定やインスリン注入を行うための時間、場所を気にすることなく生活できるようになった一方、機器を体に固定するためのテープで肌トラブルを起こすケースが増えてきた。夏の蒸し暑さも相まって肌の調子を崩し、いまなお肌トラブルに悩まされている読者も多いかもしれない。

 そこで、読者の皆さんにできるだけ一年中、快適にインスリンポンプやCGMを使っていただけるよう、肌トラブル予防についての新コンテンツを特集コーナー「インスリンポンプ・CGM情報ファイル」にて公開した。

 執筆者は、東京医科大学茨城医療センターの看護師、坂本かず美さん。医療用テープで肌トラブルが起きる理由、参考となるスキンケア製品、医療用テープの正しい扱い方まで、丁寧に語っている。

 肌トラブルを起こさないためには、「洗浄」「保湿」「保護」の3つがキーワードとなる。以下、コンテンツの冒頭を引用。

 「インスリンポンプやCGMの機器は、体にしっかり固定していないと、着替えや物にぶつかるなどの小さな力でも簡単に外れてしまいがちです。機器の固定には医療用テープが使われますが、これが肌トラブルの原因になることがあります。
 健康な皮膚の表面は、組織が一糸乱れることなく整列し、強く結合しています。また、汗とともに分泌される皮脂に適度に覆われ、それがバリア機能の役目を果たしています。そのおかげで細菌の繁殖が抑えられ、化学物質の侵入を防ぐことができ、体内の組織が守られています。
 ところが医療用テープを体に貼ると、汗がスムーズに蒸発せず、皮膚表面の水分が過剰となりムレてふやけていきます」

 続きはこちらからご覧ください。

[ DM-NET ]
日本医療・健康情報研究所

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