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2012年12月11日
冬の運動の注意点 寒さ対策とウォーミングアップ
寒い季節でも、しっかりと対策していれば快適に運動できるが、屋外で運動するときは注意が必要となる。米国運動協議会(ACE)は、寒い日に安全に運動するために次のようにアドバイスをしている。
寒い冬の運動はウォーミングアップが重要
体を急に冷やさないようにする
体を急に冷やさないようにする
- 時間の余裕をもって、ウォーミングアップを十分に行う
- 帽子、手袋、靴下などで体を温かくする
- 寒さが厳しいときは、鼻や口をスカーフやマスクで覆う
・寒さを感じると、体温の発散を防ごうとして血管は収縮し、血圧が上昇する。
・冬は運動不足になりがちで、肥満になりやすい。肥満は高血圧に影響する。
・冬場はクリスマスや忘年会など、食べすぎや飲酒の機会も増えることも、血圧を上げる要因となる。 寒さで交感神経は緊張し、全身と心臓の血管が収縮し、血圧が高くなりやすくなる。さらに、血圧が高くなれば心臓に負荷がかかり、狭心症や心筋梗塞が誘発される危険性が高くなる。 寒い冬の運動は、時間の余裕をもって、ウォーミングアップをし、楽しみながらやることが大切。歯を食いしばって頑張る、というのはなるべく避けよう。特に雪かきのような激しく力む運動をするときは、血圧や心拍数が上昇しやすい。ウォーミングアップを十分に行い、いきなり寒い屋外に出ないようにすることが重要となる。 首、手首、足首が外気にふれると、肌から熱が逃げて体温が下がる。風の侵入を許さないよう手袋やマフラー、レッグウォーマーなども活用しよう。また、冷たい空気をいきなり肺に吸い込むと気管支が収縮する。マスクをして外に出るようして、いきなり冷たい空気を吸わない工夫も必要となる。
厚着を繰り返さないで、吸湿・速乾性の素材を上手に使う
- 体が温まるにごとに1枚ずつ脱げるように、重ね着をする
- 衣類内に湿気がこもるのを避ける
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
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