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2008年02月08日
肥満になりやすい体質は生まれつき? 米国の研究
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肥満になりやすい体質は、脳の状態によって生まれつき決まっている可能性があるという実験マウスによる研究が、米国で発表 された。
食欲を抑制する作用のあるホルモン「レプチン」
脂肪細胞からはさまざまなサイトカイン(生理活性物質)が分泌されている。レプチンはサイトカインの一種で、脂肪の代謝を改善しインスリンの感受性を高めエネルギー消費を増やしたり、食欲を抑制する生理作用がある。
レプチンは、からだのエネルギー消費についての信号を、神経を通じて脳に送る役割を果たす。脳はこの信号により食事摂取の必要について判断すると考えられている。脂肪が増えた肥満の状態では、レプチンに対して感受性が低下しており、これが肥満の一因となる。
研究を発表した米サウスカリフォルニア大学の研究者らは、肥満マウスではレプチンに対し正常な反応ができなくなっている可内臓脂肪から食欲を抑制する信号 東北大研究グループの研究
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所