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2007年04月04日
糖尿病性腎症の寛解を目指したチーム医療 DNETT-Japan研究
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日本人の500人に1人が透析
慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)の増加に伴い、透析患者が増加している。日本透析医学会の2005年末の統計調査によると、約26万人の患者が透析を受けている。日本人の約500人に1人が透析療法を行っている計算になり、人口100万人当たりの透析患者数は世界で最も多い。
最大の原因は糖尿病性腎症の増加であり、糖尿病は新規透析導入の原因疾患の42%を占めている。
糖尿病性腎症をいったん発症すると、病状が進行するともとの状態に戻すのは難しいと考えられていたが、最近の研究では、血糖と血圧のコントロールを改善すれば必ずしも進行性ではなく、病状を軽減できる可能性があると考えられていどうすれば糖尿病性腎症の進行を防ぐことができるか
日本腎臓学会による「糖尿病性腎症の寛解を目指したチーム医療による集約的治療に関する大規模臨床研究(DNETT-Japan)」が、全国の医療機関で糖尿病患者の協力を得て始められた。
DNETT-Japan 治療目標
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糖尿病による腎臓の病気(糖尿病セミナー)
糖尿病による透析患者が増加 7万5千人に
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所