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2013年11月14日

被災したフィリピンの糖尿病患者さんへのご支援をお願いします IDAF

 2013年10月に発生したマグニチュード7.2の地震や、その後の台風30号の影響で、フィリピン各地では大きな災害が発生しました。

 フィリピン・セブ島にあるヴィンセント・ソット病院で勤務するマリアン・デノポル医師から、インスリン・フォー・ライフ(IFL)(オーストラリア)オーストラリアへ、糖尿病関連物資の緊急支援の要請がありましたので、IFLから届きましたレポートをご紹介いたします。

 国際糖尿病支援基金はこの活動に賛同し、インスリン・フォー・ライフ(IFL)を支援しています。

インスリン・フォー・ライフからのレポート

 インスリン・フォー・ライフ(IFL)は、デノポル医師へ支援可能な物資リストを送付し、彼らが必要としているインスリン、注射器、ランセット(血糖測定器)テストチップ、穿刺針を支援しました。 幸いにもセブ島の空港が運行しており、輸送手段が整っていたため、無事に物資を届けることができました。

この様子については、「Diabetes 24‐7」にも紹介されました。
■Diabetes 24-7
Diabetes Supplies Urgently Needed for Philippines

フィリピンの被災地の様子

 2013年10月にIFL代表のロン・ラーブ氏とニール・ドナラン氏は、台湾糖尿病エデュケーター協会のメンバーらとともに、フィリピンの医療施設をいくつか訪問した際にフィリピン中部のドゥマグエテへも支援を行っていました。

 IFLではこれまで、緊急に被災地へインスリン等の糖尿病関連物資を支援してきた多くの実績があります。 IFLでは、今後も更なる要請に応えたいと考えております。

 また、ヴィンセント・ソット病院では、最も被害が深刻で医療施設の無い島に住む糖尿病患者さんの救命と治療のために、医療救援チームを派遣しました。

デノポル医師からの要請により、インスリン・フォー・ライフ(IFL)オーストラリアでは、
インスリン等の物資を緊急にフィリピンへ支援しました。

 ロン・ラーブ代表は、「今回のような災害時で医療サービスが機能しない時には、糖尿病患者さんにとって糖尿病関連の物資は大変重要かと思います。また、IFLはフィリピンの医療スタッフとも交流があることで信頼できる糖尿病専門医もいますので、必要とする人々に迅速にインスリン等を供給することが可能です。」と述べています。

 IFLオーストラリアでは、現在、フィリピンへ追加の支援するための輸送費などの支援を募っています。国際糖尿病支援基金でも今回の現状を受け、皆さまから支援金を募ることにしました。
頂きました支援金はIFLを通じ、被災地の糖尿病患者さんの緊急支援に使われる予定です。皆様のあたたかなご支援を宜しくお願いいたします。

 ご賛同いただき、御参加いただける方は、下記口座(郵便局)までお振込み頂きますようお願い申し上げます。

 御協力頂きました方は、支援者としてこのホームページ上の「支援者名」のコーナーでお名前を発表させて頂きますが、本名での発表をご希望でない方は、振替用紙(郵便局)の通信欄にご希望のお名前をご記入ください。

振込口座(郵便局):
口座番号:00160−3−82542
加入者名:国際糖尿病支援基金口
※通信欄へ「フィリピンの糖尿病患者さん支援」とお書き頂きますようお願い致します。

関連サイト
国際糖尿病支援基金
インスリン・フォー・ライフ(IFL)オーストラリア

[ DM-NET ]
日本医療・健康情報研究所

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