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2009年05月22日

「COP15サイクリングツアー」5月23日より全国9ヵ所で開催

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 5月23日(土)から31日(日)にかけて、サイクリングイベント「COP15サイクリングツアー、デンマーク大使と走ろう、エコサイクリング」が、全国9ヵ所で開催される。
地球温暖化防止向けてのメッセージ
 今年12月にデンマークで、各国の環境に関わる省庁の大臣が集まり、地球温暖化対策の国際的な枠組みを決める会議「COP15」が開催される。イベントはこれに先立ち実施されるもので、サイクリングツアーや各地ゴール会場でのエコをテーマとした展示、ステージイベントが行われる。

 交通機関が発達し乗用車が普及するにつれ、身体活動量が減少し、「運動不足を感じている」人は増えている。食生活が変化し脂肪のとりすぎから肥満も増えている。これらは日本や世界で2型糖尿病が増加していることと深い関連がある。便利な社会になった一方で、温室効果ガス排出量が増加するなど、地球に大きな負荷がかかっている現状もある。

 このイベントの協賛企業であるノボ ノルディスク ファーマは、啓発活動の一環として、東京ステージ(5月23日)、福島ステージ(5月25日)、京都ステージ(5月31日)の3ヵ所で、「カフェ」をテーマにしたテントブースを開設する。

 パネル展示やクイズを実施するほか、参加者に最新の体組成計を用いて「体脂肪率」「筋肉量」「推定骨量」「内臓脂肪(レベル)」「基礎代謝」「水分量」「体内年齢」などを測定・記録してもらい、健康管理に役立ててもらう。

 クイズの回答者には消費カロリーや距離を表示できる歩数計、Tシャツ、エコバッグ、メタボ測定メジャーが当たる抽選を行う。各会場で先着500人に食事・運動バランスカードを配布するほか、東京と京都の会場ではデンマークヨーグルトも配布される。

 サイクリングツアーは、2009年5月23日東京からスタートし、安城、福島、札幌、宮崎、広島、今治、和歌山、京都を巡り、最後にコペンハーゲンで終了する。

5月23日(土)東京ステージ東京23区の各区役所 > 神宮外苑絵画館前広場
5月24日(日)安城ステージデンパーク
5月25日(月)福島ステージ十六沼公園広場
5月26日(火)札幌ステージ東区役所・西区役所・南区役所・厚別区役所 > 大通り公園西8丁目広場
5月28日(木)宮崎ステージ宮崎県庁 > 大淀川緑地公園
5月29日(金)広島ステージ広島県庁・広島市役所 > 中央公園ハノーバー庭園
5月30日(土)今治ステージ今治サイクリングターミナル(サンライズ糸山) > 今治城公園広場
5月31日(日)和歌山ステージ和歌山城公園砂の丸広場
5月31日(日)京都ステージ京都市役所前広場
コペンハーゲンステージ日本の各イベント地点では地球温暖化防止とCOP15に向けてのメッセージがそれぞれの各自治体から集められ、日本では最後のイベントとなる京都から次のイベント開催地デンマークに向けて送られる。コペンハーゲンステージは、デンマークのサイクリング記念日・グレートサイクルデー(Store Cykeldag)である6月14日を予定している。

 イベントの詳細はホームページで紹介されている。
COP15 サイクリングツアー(www.cop15.jp)
自転車はクリーンで健康にも良い
 欧州ではクリーンで環境に優しい交通手段として、自転車を奨励する動きがある。COP15が開催されるデンマークの首都コペンハーゲン市はその中心となっている。コペンハーゲン市では、自転車が移動手段の18%を占めるという。自転車は体重管理にも向いており健康にも良い効果がある。同市は自転車の普及に力を入れており、2015年までに自転車利用率を50%に上げることを目標にしている。

 デンマーク大使館によると、コペンハーゲン市民の3分の1以上が通勤に自転車を利用しており、主要道路の両側には自転車専用道路も整備されている。「シティーバイク」と呼ばれる無料のレンタサイクルは市民の足として定着し、観光名物にもなっている。市内に110ヵ所にレンタサイクルの自転車返却ラックを設置し、コペンハーゲンを訪れる外国人観光客にもよく利用されている。

このページの記事はノボ ノルディスク ファーマ(株)が4月23日、5月19日付で発表したリリースを参考にしています。

ノボ ノルディスク ファーマ(株)

関連情報
肥満予防と適正体重の維持はエコにもつながる

[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所

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