ニュース
2007年12月14日
1日1回投与の持効型溶解インスリン「レベミル®」発売
- キーワード
- 医薬品/インスリン
ノボ ノルディスク ファーマは12月14日、持効型溶解インスリンアナログ製剤「レベミル®注300フレックスペン®」「レベミル®注300」(一般名:インスリン デテミル)を発売すると発表した。

レベミル®の特徴は、他の基礎インスリン製剤に比べ、同じ患者において投与ごとの血糖降下作用のばらつきが少ないこと、空腹時血糖値を安定させることが挙げられる。こうした特徴から、低血糖、とくに患者がもっとも不安に感じている夜間低血糖の発現リスクを低減させることが、これまでに実施された臨床試験で確認されている。
レベミル®は、欧州では2004年、米国では2005年に承認された。現在、約60カ国で治療に使われている。
このページの記事はノボ ノルディスク ファーマが2007年12月14日付で発表したプレスリリースを元にしています。
関連情報
レベミルの血糖降下作用 24時間の血糖値の推移を比較
新しいインスリン製剤 体重増加を抑え低血糖は減少
日差変動の少ない持効型溶解インスリン「インスリン デテミル」
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所
医薬品/インスリンの関連記事
- 世界初の週1回投与の持効型溶解インスリン製剤 注射回数を減らし糖尿病患者の負担を軽減
- インスリン注射の「飲み薬化」を目指すプロジェクトが進行中!ファルストマと慶応大学の共同研究による挑戦[PR]
- 水を飲むと糖尿病や肥満が改善 水を飲む習慣は健康的 高カロリーの飲みものを水に置き換え
- 【1型糖尿病の最新情報】幹細胞由来の膵島細胞を移植する治療法の開発 危険な低血糖を防ぐ新しい方法も
- 糖尿病の治療薬であるGLP-1受容体作動薬が腎臓病のリスクを大幅に低下 認知症も減少
- JADEC(日本糖尿病協会)の活動 「さかえ」がWebページで閲覧できるなど「最新のお知らせ」からご紹介
- 【世界糖尿病デー】インスリン治療を続けて50年以上 受賞者を発表 丸の内では啓発イベントも
- 【インフルエンザ流行に備えて】糖尿病の人は予防のために「ワクチン接種」を受けることを推奨
- 糖尿病治療薬のメトホルミンが新型コロナの後遺症リスクを軽減 発症や死亡のリスクが21%減少
- 【1型糖尿病の最新情報】iPS細胞から作った膵島細胞を移植 日本でも治験を開始 海外には成功例も