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2007年03月06日
メタボリックシンドローム予防のサポートマニュアルを制作 〈愛知県〉
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愛知県は、生活習慣病の基礎病態であるメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防のためのサポートマニュアルを作成した。理想的な食生活や運動方法について、Q&A形式で分かりやすく紹介。県内の保健所や市町村、医療機関などに配布する。
メタボリックシンドローム予防!食事指導・運動指導のためのサポートマニュアル
愛知県生活習慣病対策協議会糖尿病対策部会(部会長:佐藤祐造・愛知学院大学心身科学部健康科学科教授)の提言を基に、メタボリックシンドローム予防のため、食生活と運動の重要性を知ってもらい、また効果的な保健指導に役立ててもらえるよう作成された。
マニュアルには、生活のさまざまな局面で具体的に役立つアドバイスが掲載されている。例えば食事編では、「仕事で宴会の機会が多いが、注意することは」の問いに、宴会料理は脂肪分や塩分の多いものが多く、アルコールのエネルギーも加わって過剰摂取になりやすいことなどを説明。その上で「野菜料理を中心に選び、酒類は控えめに。翌日の食事の量を減らすなどの調整を」とアドバイスしている。
運動編では「やせるためにサウナスーツを着て運動してもよいか」との問いに対し、「サウナスーツによる大量の発汗は脂肪の燃焼効率を悪くし、脱水症を招く恐れがある」と指摘し、通気性のいい服装で運動するよう解説している。
サポートマニュアルはインターネットでダウンロードできる。http://www.pref.aichi.jp/kenkotaisaku/eiyou/metabolic/metabolic.html 愛知県の2004年の糖尿病有病者数は38万人以上に増加しており、予備群を合わせた数はこの5年間に約11万9,000人増え、84万4,000人に達したと推定されている。 ●詳しくは愛知県のサイトへ
[ Terahata ]
日本医療・健康情報研究所