災害に備えて
2005年12月19日
阪神・淡路、中越大地震の教訓
- 病院やクリニックでの医薬品供給の遮断 約3割
- インスリン製剤の不足 19%
- 用意した薬剤を全て持ち出せたのは全体の28%
- 病院や診療所の再開は平均で災害の1週間後、早くても3日目頃から
(日本糖尿病学会災害時糖尿病調査研究班調べ)
<糖尿病ネットワークによるアンケートから>
Q. 自然災害のご体験をお持ちの方で、被災時に一番困ったことはなんですか? 【患者さん・一般】
Q. 自然災害のご体験をお持ちの方で、被災時に一番困ったことはなんですか? 【患者さん・一般】
- 家屋倒壊及び火事でインスリンなど、用意していたものを滅失してしまった。
- とにかく避難所には行かず、病院に来るようにいわれました。
- 受診日(薬の補給日)と災害が重なってしまった。
- 食事や水分摂取の乱れ、ストレスによる血糖コントロール悪化。
- 食品不足による低血糖。
- 食事時間の不安。低カロリーの食事がとれない。
- 血糖測定ができないことによるインスリン量の過多、過少。
- 水で困った。PL感冒薬も病院の薬局で底をついた。
- 阪神淡路大震災の時の糖尿病救護班での経験から、糖尿病患者にふさわしい食事の配給ができていなかった。紹介できる医療機関リストがなく、自主的に作成したことがあります。薬類は数日たてば確保されていました。(医師/診療所)
- 阪神淡路大震災の時に病院にお手伝いに行きましたが、水が出なくて手荒いにも不自由でした。震災の中でショックを受けている過多が多く、心のケアの必要性を強く感じました。(看護師/診療所)
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