糖尿病Q&A1000

Q.658 1型糖尿病の発病に関係する遺伝因子とは?

1型糖尿病の発症率には人種差や若干の家族集積傾向がみられる(1型糖尿病の親の子に1型糖尿病が発病する頻度は、1型糖尿病でない親の子よりも高い)ことから、遺伝因子があることは間違いないようです。ただし複数の遺伝子が関係していて、どの遺伝子に原因があるのかは十分に明らかにはなっていません。また、遺伝子が受け継がれたからといって必ず発病するわけでもなく、なんらかの環境因子の負荷があって発病します。しかも1型糖尿病の親の子が1型糖尿病を発病する確率は、2型糖尿病の親の子が2型糖尿病を発病する確率に比べてずっと低い値です。
2006年05月12日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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09-1 小児1型糖尿病のQ&A

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