糖尿病Q&A1000

Q.648 患者が成人か子どもか、糖尿病が1型か2型かというのは、よほど大きな違いなのでしようか?

 成人の糖尿病はごく一般的な病気であるのに対して、子どもの糖尿病(1型にしろ2型にしろ)は患者数が少ないまれな病気である点が、最初にあげるべき大きな違いといえるでしょう。治療は糖尿病の専門医(とくに小児糖尿病に詳しい医師)によらなければいけません。
 1型か2型かについては、発症要因の違いが大きな差です。その結果、1型であればインスリン療法が不可欠となり、2型であれば食事や運動などの生活療法が基本です。
 これら以外にも両者には相違点が多くありますので(もちろん共通点も多くありますが)、このコーナーではまず、小児の1型糖尿病について解説したいと思います。
2006年05月12日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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09 小児・若年者糖尿病について [Q.641-765]のQ&A

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