糖尿病Q&A1000

Q.536 それらを測ったあと、どのように対処すればよいのですか?

 具体的な対処法は、ふだんどのように糖尿病を治療しているかなどにより、患者さんごとにやや異なります。ですから、例えば「血糖値がいくつ以上のときは主治医に連絡をとる」など、主治医との間で約束事を事前に決めておいてください。ここでは一般的なことをお話しします。
 まず、以下のような状態のときは、すぐに受診したほうがよいでしょう。
  • 著しい高血糖(およそ350mg/dL以上)
  • 血糖値が250mg/dL前後から低くならない
  • 熱が39度以上ある
  • 38度以上の熱が続く
  • 尿ケトン体が強陽性
  • 尿ケトン体陽性が続いている
  • 食事を丸1日食べられない
  • 胸痛や息苦しさ、下痢、吐き気などの症状が続く
  • 症状が次第にひどくなっていく
  • 症状がよくなる気配がみられない
 なお、受診の際には、それまでの病状の経過を記録したものがあれば、それを持参してください。
2006年05月10日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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06 シックデイ対策を覚えておこう [Q.521-560]のQ&A

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