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03 合併症ってなんだ? - そのほかの合併症
Q.400 高血圧の薬について教えてください。
A.  おもに次のような薬が使われています。
◇アンジオテンシンII 受容体拮抗薬(Angiotensin II receptor antagonist)、ACE阻害薬(Angiotensin-converting enzyme ihibitor)…腎症のQ&Aのページ(Q.278)をご覧ください。
◇α1 遮断薬(α1-blocker)…交感神経の緊張を抑えて、おもに末梢の細い血管を拡張するように作用し、血圧を下げます。血清脂質値や血糖値も少し下がることがあります。副作用で、高齢の方や神経障害がある患者さんでは、起立性低血圧(立ちくらみ)を起こすことがあるので注意が必要です。
◇β遮断薬(β-blocker)…交感神経の緊張を抑えて、おもに心臓の働きを和らげるように作用し、血圧を下げます。交感神経の働きが抑制されるので低血糖の症状が現れにくくなりますから、経口血糖降下薬やインスリンを使用している人では注意が必要です。
◇カルシウム拮抗薬(Calcium antagonist)…血管壁の細胞にカルシウムが過剰に入り込むと、血管が収縮して血圧が上がります。この薬はそれを防ぐように作用し、血圧を下げます。最近は長時間作用するタイプ(1日1回服用のタイプ)が主流になっています。
◇利尿薬(Diuretics)…ナトリウムの排泄を促すことで血液量を減らして血圧を下げます。副作用で血糖値や血清脂質値、尿酸値が多少高くなることがあります。
 以上はそれぞれの薬剤グループの頭文字をとって、AABCDとして覚えておくと便利です。
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