糖尿病Q&A1000

Q.383 骨量の減少が加速されたり、最大骨量が少なくなる原因を教えてください。

 加齢以外の骨粗鬆症の原因として、次のようなことがあげられます。
◇閉経後の女性…女性は閉経とともに骨量が急に減り始めます。骨量を維持するように働いていた女性ホルモン(エストロゲン)が分泌されなくなるためです。
◇カルシウム摂取量が少ない…骨はカルシウムの貯蔵庫です。カルシウムの摂取量が少ないと、からだに必要なカルシウムを補うために骨の破壊(吸収)がすすみ、結果として骨粗鬆症になります。
◇運動不足…骨の健康維持には適度な刺激(負荷)が必要で、刺激が少ないと骨細胞の新陳代謝が悪くなります。
◇若いころの極端なダイエット…骨の成長期にある若い時期に過剰なダイエットをすると最大骨量が十分でなくなり、歳をとってから加齢による骨量減少の影響が強く現れます。
◇骨量減少を促す病気…甲状腺機能亢進症や糖尿病などの病気は、骨の新陳代謝に影響を及ぼしたりして骨量を減少させます。
◇骨量減少を促す薬…ステロイド薬(内服や注射)や抗てんかん薬などを長期間使用していると骨量が減ることがあります。
2006年04月27日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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03-5 そのほかの合併症のQ&A

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