糖尿病Q&A1000

Q.209 視力が悪くなっても、メガネやコンタクトレンズをすれば矯正できるのでは?

 メガネやコンタクトレンズで矯正できるのは、近視や遠視・乱視・老眼などの屈折異常で、網膜に焦点(ピント)がこない場合です。網膜症は、カメラでいうところのフィルムが傷められて視覚が障害される病気ですから、メガネやコンタクトレンズをして網膜に焦点をあわせても、網膜症で低下した分の視力は戻りません。たとえば、どんな高価なカメラレンズで撮影しても、フィルムがボロボロになっていたら、写真が撮れないのと同じです。
2006年04月24日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

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03-1 眼に起きる合併症のQ&A

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