糖尿病Q&A1000

Q.126 薬をずっと飲み続けて、副作用は起きないのですか?

 糖尿病の薬に限らず、副作用が現れる可能性は、どんな薬にもあります。主作用(効果)と副作用の頻度・程度と比べて、主作用のメリットが副作用のデメリットを上回る場合に、薬が処方されます。また、副作用の現れやすさは、患者さんの体質や同時に服用する薬、体調など、さまざまな要素に左右されます。副作用が起きるか否かを事前に正しく予測する方法は、今のところありません。
 なお、糖尿病の薬で最も頻度が高い副作用は「低血糖」です。低血糖は、薬の作用が強く出すぎたときに、血糖値が異常に低下した状態をさします。ただ、血糖値を下げることは糖尿病の薬の主作用そのものなので、一般には低血糖のことをあまり副作用とは呼びません。(低血糖についてはこちらをご覧ください)
2006年04月18日

※ヘモグロビンA1c(HbA1c)等の表記は記事の公開時期の値を表示しています。

Copyright ©1996-2024 soshinsha. 掲載記事・図表の無断転用を禁じます。
治療や療養についてかかりつけの医師や医療スタッフにご相談ください。

02-4-1 薬の基礎知識、飲み薬についてのQ&A

このページの
TOPへ ▲