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糖尿病患者さんの間食指導をどうする? トップページへ メールマガジン無料登録
I. 「糖尿病患者さんの間食」、どう思いますか?
3 わかっちゃいるけど、やめられない!
浜野:ただ、すぐに理論から行動に移せる患者さんばかりでないのが現実で、わかっちゃいるけど・・・という世界だと思うのですが、井上先生どうですか?
井上:診察室でも、加藤先生のように論理立てて、なぜ間食がいけないのか、何が起こっているのか、を説明すると、「そうか! そういうことなら納得してやめられます!」とおっしゃる患者さんも、いらっしゃいます。でも、「わかってはいるのですが・・・」とおっしゃる方もけっこういるのではと思います。
吉田:健康上“お菓子を食べたほうが良い”という方は、糖尿病のあるなしに関わらずいないと思うんです。健康管理を考えると、余計なものは食べない方がいい。スイーツは、体を運営していく上で絶対必要なものかと言われると、そうでもなくて、食べないと死ぬわけではありません。でも、世の中で、これだけ市場が大きいのは需要があるから。一般の人と同じで患者さんも、“食べたい”という強い想いがあるのは現実です。
浜野:まさに嗜好品ですね。
吉田:ですから、自分で食べる食べないの選択の判断ができれば、それでいいと思うんです。どういうものを食べているか知らなくて、食べたことで血糖にどう影響を与えるものかもわからない、そういう状況が良くない。間食する時に、これがどのぐらいのエネルギーで、食後にどの程度、血糖に影響を与えるか、そのマイナス面を考えた上で、それでも食べたいなら食べてもいいと思います。好きなだけ食べていいというのではなく、食べる上で、そのマイナス面を、どう改善していくか、もちろん“作戦”は必要です。私が指導する患者さんは、間食がやめられない方がほとんど。“作戦”を立てるために、栄養相談を受けたいという患者さんがとても多いのです。
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2009年09月

※2012年4月からヘモグロビンA1c(HbA1c)は以前の「JDS値」に0.4を足した「NGSP値」で表わされるようになりました。過去のコンテンツの一部にはこの変更に未対応の部分があります。

  1. 「糖尿病患者さんの間食」、どう思いますか?
2009年9月
  1. 基本の3食以外に間食を入れると血糖パターンが乱れる
  2. 患者さん自身で考えて、間食を判断・調節できるようになってほしい
  3. わかっちゃいるけど、やめられない!
  4. 血糖コントロールの改善をするなら禁止がベスト?
  5. 行事やお付き合い・・・“社会的なおつきあいのお菓子”はどう扱う?
  1. 「糖尿病患者さんの間食指導」、どうしていますか?
2009年10月
  1. “間食をやめる”より“野菜を食べる”方が難しい
  2. 目で見て、お菓子の“量”を実感させる
  3. 憩いのクッキーを止めるか否か?
  4. 療養生活にうまく間食を取り入れるには
  5. 患者さんのタイプに合わせて指導を考える〜ストイックにやりすぎても続かない

  1. 「効果的な間食指導」とは何かを考える
2009年11月
  1. 患者さんの“許容範囲”をつかみ、フィードバック
  2. まずは、清涼飲料水をやめるべし
  3. 代替品として組み入れる加工食品という考え方
  4. 空腹感を感じたときの解消法
  5. おやつは“甘み”を求めて食べるのか
  6. 消費者も変わらなくては!
  7. コンビニや菓子メーカーも、協力してもらえれば・・・
  8. 間食指導抜きに、食事指導はありえない

  1. 指導症例(管理栄養士編)
2010年1月
  1. 無意識に食べていた間食やスポーツドリンクをやめて減量
  2. 間食を減らす工夫を患者さんと話し合って改善

  1. 指導症例2(臨床医編)
2010年2月
  1. 症例検討とまとめ (1)
  2. 症例検討とまとめ (2)