糖尿病の本

2021年08月23日

糖尿病と向き合う一筋の道

  • 出版社:●四六判 238頁 本体\2000円+税 時空出版株式会
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  • 概要:今も臨床と研究にいそしむ、米寿(88歳)を迎えたキャリア65年の女医のエッセイ。
    糖尿病患者さんの診察をつづけ、国際学会での初のリモート講演にも挑戦する。

    先日、逝去された小林亜星さんをはじめ、著名人との忘れられない思い出やエピソード、また数十年にわたる二人三脚の治療で、見事な生き方を示す患者さんたちから教えられたことなど、いつかは書きたかったことを綴る。

    家族との葛藤やジェンダー・ギャップを乗り越えて、悲惨であった糖尿病女性の妊娠・出産が無事にできるよう、ライフワークとして取り組んだ「糖尿病と妊娠」のエキスパートによる、強く温かい思い。

目次:

はじめに

1 患者さんから教えられたこと
 坪井善明先生の場合
 岡村喬夫先生の場合 治療管理と家族の協力
 澤田隆治さんの場合
 杉山元子夫人の思い出
 小林亜星さんを偲んで
 輝かしい受賞者たち リリーインスリン50年賞
 見事な生き方の3人の受賞者 リリーインスリン50年賞
 糖尿病治療は患者さんと医師の共同作業 前田利恵子さんの場合

2 尊敬する恩師と同志
 私が師事し薫陶をうけた4人の恩師の名言
 超偉大な吉岡彌生先生
 デス・エデュケーション Death Education
 追悼の記 松岡健平先生の尊い軌跡
 追悼の記 ロイス・ジョバノヴィック博士 Dr.Lois Jovanovic(一九四七~二〇一八)をお偲びして

3 私の歩いた一筋の道
 大きなセントローレンス川が流れ白皚皚の美しいモントリオールへの留学
 私の歩いた一筋の道 ー糖尿病と妊娠の分野を開拓
 初めて体験したオンラインによる学会
 グローバル・ジェンダー・ギャップ・インデックス
 何時死んでもいいと思える年になって考えること
 朝顔の花よ、ありがとう

4 彼岸花の鎮魂歌
 私の男女平等
 吉野の桜 学・術・道
 美しいもの
 野に咲くベロニカ
 ペンギンパレード
 ペテロの涙
 三つの愛 壊疽、獄中から、脳への転移
 彼岸花の鎮魂歌

5 桜の花に寄せて
 桜の花に寄せて
 よみがえる生命 桜と腎の移植
 母は強し
 冴えわたる月の光に
 万里の長城
 夜更けの電話
 ある晴れた日に
 醍醐の桜
 夏つばきの咲く頃に

大森安惠

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